IE9ピン留め
一寸の虫にも五分の魂
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チャバネフユエダシャク♀・クロオビフユナミシャク♀
年始は離島フユシャクの掲載を優先したので順番が前後するが、改めて年末に会った♀達を載せる。
フユシャクは、♀の翅が無いか、極端に小さいことが大きな特徴であり、もちろん♀は飛べない。
なぜ翅を失う道を選んだのか?翅が無いのに如何に分布を拡げるのか?
→フユシャク図鑑



◆チャバネフユエダシャク♀産卵(12月 神奈川)
日本全国に分布する大型の普通種フユシャク。
11~1月頃。山地~平地。広食性。


→♂




◆クロオビフユナミシャク♀(12月 神奈川)
日本全国に分布する普通種のフユシャク。
11~12月頃。山地~平地。広食性。


→♂

→ホームページ
# by issun_no_mushi | 2012-01-27 21:56 | 鱗翅目・蛾・冬尺
クロバネフユシャク・シロオビフユシャク島嶼矮小型?
晩秋まで気温が高かった為か、フユシャク亜科をはじめとしたフユシャクの出現が遅れていたが、
神奈川県のクロバネフユシャクはほぼ例年通りの出現だった。ようやく追いついたのか?
伊豆大島はクロバネフユシャクと同じAlsophila属のシロオビフユシャクも出現していた。


◆クロバネフユシャク Alsophila foedata ♂(12月 神奈川)
当初は東京付近だけに分布が認識されていたが、現在は本州各地で確認されている。
平地性。


↑クロバネフユシャク Alsophila foedata ♂(1月 埼玉)




◆シロオビフユシャク Alsophila japonensis ♂(1月 東京・伊豆大島)
伊豆大島の複数箇所で5♂確認したが、いずれもかなり小さかった。
島ならではの島嶼矮小化現象だろうか?


↑シロオビフユシャク Alsophila japonensis ♂(11月 山梨)


↑シロオビフユシャク Alsophila japonensis ♂(12月 長野)


↑シロオビフユシャク(左)とクロバネフユシャク(右)の比較(過去記事から 埼玉)


↑ユキムカエフユシャク Alsophila inouei ♂(12月 埼玉)→記事
本種は主に東日本の高地に棲息するが、埼玉のごく一部のみ低地に分布している。
本州で会えるAlsophila属は、上記2種と本種の全3種。


→フユシャク図鑑

→ホームページ
# by issun_no_mushi | 2012-01-18 22:54 | 鱗翅目・蛾・冬尺
アカウスバフユシャク
2012年初のチーム神奈川のターゲットは離島版フユシャクのアカウスバフユシャク。
実際に会うまではウスバフユシャクとの違いがピンと来なかったが、実物を見ると明らかにウスバフユシャクより小さい上に色が赤っぽく濃い。

今季出会ったフユシャクとしては20種目。
日本のフユシャク全35種のうち、32種目の出会い。残る3種は、九州2種、幻1種(20年以上発見されていない)なので出会いは厳しい。

真神ゆさん蛾LOVEさん、船旅お疲れ様でした。


◆アカウスバフユシャク♂ Inurois minutulus (2012年1月 東京)
伊豆諸島のみ分布するフユシャク。
ウスバフユシャクに似るが、ひと回り小さく、赤みが強い。

◆ウスバフユシャク♂ Inurois fletcheri (2011年12月 埼玉)
北海道から九州まで分布する超普通種のフユシャク。
フユシャク亜科Inurois属の代表的な存在。
クロテンフユシャクやウスモンフユシャク等に似る。

↑ウスバフユシャク♂(2011年12月 長野)

↑ウスバフユシャク♂(2011年12月 神奈川)

↑ウスバフユシャク♀(2011年12月 神奈川)

Inurois属を比較用に並べてみる。

↑クロテンフユシャク♂ Inurois membranaria (2011年12月 長野)

↑ウスモンフユシャク♂ Inurois fumosa (2011年12月 長野)

↑フタスジフユシャク♂ Inurois asahinai (2011年11月 山梨)

↑シュゼンジフユシャク♂ Inurois kobayashii (過去画像から 静岡)

↑ヤマウスバフユシャク♂ Inurois nikkoensis (過去画像から 栃木)

↑ホソウスバフユシャク♂ Inurois tenuis (2011年2月 静岡)

おまけ

↑往路で同航した外洋に出撃する自衛隊の潜水艦。


↑大島桜が数輪狂咲きしていた。


→フユシャク図鑑

→ホームページ
# by issun_no_mushi | 2012-01-13 21:58 | 鱗翅目・蛾・冬尺
迎春


旧年中は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願い致します。

干支を虫で表現するのは毎回悩みます(笑)
「辰」は架空の存在ですから、さらに難易度は高いです。

辰→龍(竜)→ドラゴン→dragonfly→トンボということで(笑)
今年はムカシヤンマ(Tanypteryx pryeri)としました。

ムカシヤンマ(蜻蛉目不均翅亜目ムカシヤンマ科ムカシヤンマ属)は原始的な特性を持つ日本固有種のトンボです。
本州は青森から九州は鹿児島まで分布が確認されているものの、その棲息ポイントはいずれも局所的で、現時点では、(トンボ王国なのにもかかわらず)四国と、千葉、長崎では見つかっていないとか(「日本産トンボ幼虫・成虫検索図説」第1版:東海大出版会)。
お近くの方は意識して探してみてはいかがでしょう(笑)

ムカシヤンマ科は日本ではこの1種だけですが、世界では5属9種(同書)で、豪州に棲息する種のテイオウムカシヤンマはトンボの中でも最大級のサイズ(wikipedia)とか。

「原始的」、「最大級」という響きは、まさに「ドラゴン=龍」に相応しいのではないでしょうか(笑)

私の印象では、あまり飛ぶのが得意ではなく、人懐こいのがドラゴンっぽくなかったですが(笑)

たかが虫、されど虫。
知れば知るほど興味は尽きません。

新年の皆様のご多幸と虫運を祈ります。

来年の干支はヘビトンボしか浮かばない(汗)

→ホームページ
# by issun_no_mushi | 2012-01-03 11:21 | 蜻蛉目(トンボ)
ユキムカエフユシャク
フユシャクは初冬種から厳冬種に切替りつつある。

ユキムカエフユシャクは11月に山と長野で♂を確認したが、ようやく埼玉で♀に遭遇できた。
本種は山地性とされているが、埼玉のポイントではなぜか局所的に平地に棲息している。理由は謎だ。
たかが虫、されど虫。不思議は尽きない。



◆ユキムカエフユシャク♂(埼玉12月下旬)
山地性のフユシャク。山地では11月頃発生する。シロオビフユシャクに似る。幼虫はヤマハンノキ等を喰う。



↑この日は♂を40頭以上見たが、羽化不全の個体も複数いた。(同上)


↑クモに襲われている個体もいた。(同上)


↑ユキムカエフユシャク♂(山12月初)


↑ユキムカエフユシャク♂(長野12月初)




◆ユキムカエフユシャク♀(埼玉12月下旬)
や長野の探索では♂しか会えなかったが、埼玉で初めて複数の♀に出会うことができた。


↑産後の♀にも会えた。♀の腹部はで一杯なので、産後は腹部が縮んで別種かと思うほどルックスが変わる。(同上)


↑シロオビフユシャク♂(山11月下旬)
フユシャク亜科の普通種。日本全国の平地~山地に棲息し、11~1月頃に発生。広食性。

→ホームページ


追伸
時に「」や「」という字に意図していないリンクが表示される様です。exblog側の問題ですのでご容赦下さい。
# by issun_no_mushi | 2011-12-28 22:51 | 鱗翅目・蛾・冬尺

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