一寸の虫にも五分の魂

issun.exblog.jp
ブログトップ

クロスジフユエダシャク♀・クロオビフユナミシャク♂

フユシャクと言っても、冬の間ずっと通して見られる種はいない。
晩秋、初冬、厳冬、早春・・・と、時期が変わると種も移り変わる。

クロスジフユエダシャクは、関東では初冬の昼に♂が飛交い、12月末には姿を消す。
しかし、♀は年末まで頑張っている。
b0033112_21555853.jpg

b0033112_21563455.jpg

◆クロスジフユエダシャク♀(12月神奈川)
北海道~九州に生息。平地性で11~12月頃に発生する普通種。食餌はブナ科、モミジ科。
→♂

b0033112_21565330.jpg

b0033112_2157205.jpg

b0033112_21574336.jpg

◆クロオビフユナミシャク♂(12月神奈川。3枚目は埼玉)
北海道~九州の山地から平地に分布。11~12月頃に発生する。広食性の普通種。
→♀


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
# by issun_no_mushi | 2017-01-18 22:01 | 鱗翅目・蛾・冬尺

イチモジフユナミシャク

フユシャクの内、ナミシャク亜科は冬前半でほぼ出現を終える。
平地ではイチモジフユナミシャクとナミスジフユナミシャクがそのアンカーを務める。
特にエメラルド色のイチモジフユナミシャクの♀は一見の価値がある。
b0033112_2354430.jpg

b0033112_23543082.jpg

◆イチモジフユナミシャク♀(12月 埼玉)
2枚は別個体。
♀はコケに擬態する為か、綺麗なエメラルド色の個体が多い。
北海道~九州に分布し、11~1月頃に発生する。
広食性で、山地~平地で見られる普通種。
b0033112_23562026.jpg

b0033112_2357573.jpg

b0033112_23574039.jpg

b0033112_2358558.jpg

◆イチモジフユナミシャク交尾(12月 埼玉)
全て別のペア。
ご多聞に漏れず♀が♂を先導して登る。

b0033112_23582969.jpg

b0033112_23584257.jpg

↑♂

b0033112_004174.jpg

↑チャバネフユエダシャク♂(右)との比較


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
# by issun_no_mushi | 2017-01-09 00:00 | 鱗翅目・蛾・冬尺

謹賀新年2017

旧年中は大変お世話になりました
2017年もよろしくお願い致します
皆様のご多幸と虫運を祈ります

b0033112_20224964.jpg

b0033112_2023640.jpg

↑ブドウオオトリバ(11月 長野)
漢字で書けば「葡萄大鳥羽」。
トリバガ科。開帳20mm。本州・九州に分布。食餌はブドウ科。

◆トリバガ(鳥羽)科
b0033112_2026629.jpg

↑ブドウトリバ
b0033112_20264632.jpg

↑フキトリバ
b0033112_20272473.jpg

↑ヒルガオトリバ
b0033112_20281785.jpg

↑ナカノホソトリバ
b0033112_20365286.jpg

↑シラホシトリバ
b0033112_20382141.jpg

↑シロトリバ

◆ニジュウシトリバ(二十四鳥羽)科
b0033112_20302174.jpg

↑ニジュウシトリバ
b0033112_20342330.jpg

↑ヤマトニジュウシトリバ
b0033112_2036136.jpg

↑和名未定種(沖縄産)
[PR]
# by issun_no_mushi | 2016-12-31 20:21 | 鱗翅目・蛾

サザナミフユナミシャク

クリスマス・イヴの夜にフユシャク観察会を総勢7名で敢行し、
埼玉で6種、帰路に神奈川で2種の計8種に出会うことができた。

特筆すべきは、サザナミフユナミシャクを埼玉で8♂、神奈川で1♂で確認できたこと。
神奈川で本種はレッドデータ扱い。

b0033112_22375040.jpg

◆サザナミフユナミシャク♂(12月神奈川)
本州(関東甲信越など)に分布。平地性で12月頃に発生。食餌はブナ科。
神奈川産は昨年、遠目に見ていたもののロストしていた。
この晩、昨年と同じポイントで1♂を確認。10年ぶりの出会い。

b0033112_2239589.jpg

b0033112_2256137.jpg

b0033112_22561043.jpg

b0033112_22561872.jpg

b0033112_2257217.jpg

b0033112_2257127.jpg

b0033112_22572848.jpg

b0033112_22573690.jpg

◆サザナミフユナミシャク♂(12月埼玉)
埼玉では8♂を確認。画像は全て別個体。
先頭の1頭は夜に雑木林で出会った個体だが、他の7頭は全て昼間に桜林で出会った個体。
食樹ではない桜林にいた理由は謎だ。


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
# by issun_no_mushi | 2016-12-29 23:02 | 鱗翅目・蛾・冬尺

ユキムカエフユシャク・フタスジフユシャク

11月初旬、フユシャクを狙って長野の高地に遠征。
今季初の探索だったが、フユシャク亜科にも2種類に出会えた。
残念だがヤマウスバフユシャクには少し早かった様だ。

b0033112_22412673.jpg

◆ユキムカエフユシャク♂(11月長野)
そろそろ雪の時期というタイミングで見られるという風流な和名。
北海道、本州(東北、関東、中部、東海)に分布。
関東以西では主に山地性で11月頃に発生。
食餌はヤマハンノキ等。

埼玉の一部では、なぜか平地に産し、ハンノキを食している。

b0033112_2242932.jpg

b0033112_22424431.jpg

◆フタスジフユシャク♂(同上)
ウスバフユシャクに似ているが、それより早目に発生する。
北海道~九州に分布。関東以西では山地性で11月頃に発生。
食餌はバラ科、カエデ科。

1月に静岡で発生するシュゼンジフユシャクと近縁と思われる。


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
# by issun_no_mushi | 2016-12-21 22:57 | 鱗翅目・蛾・冬尺

ウスオビフユエダシャク・チャバネフユエダシャク

11月初旬、フユシャクを狙って長野の高地に遠征。
今季初の探索だったが、この晩だけで7種のフユシャクに会うことができた。

オオチャバネフユシャク以外のエダシャク亜科のフユシャクを。

b0033112_2141058.jpg

b0033112_21422997.jpg

b0033112_214328100.jpg

◆ウスオビフユエダシャク♂(11月長野)
北海道、本州(東北、関東、中部) 山地性。11月頃。カバノキ科、ブナ科。
この晩は♂があちこちで羽化していた。
→交尾

Larerannis属は良く似た4種がいるが、微妙に棲み分けている様だ。

・ウスオビフユエダシャク : 晩秋、 山地性、 北海道、本州(東北、関東、中部)
ナカジマフユエダシャク : 晩秋、 山地性、       本州(関東、中部、東海、近畿)
ヒロバフユエダシャク   : 早春、 平地生、       本州、九州
フタマタフユエダシャク  : 早春、 山地性、 北海道、本州(東北、関東、中部)


b0033112_21444923.jpg

b0033112_2145884.jpg

◆チャバネフユエダシャク♂(11月長野)
北海道~九州。11~1月頃。山地~平地の普通種。広食性。
平地で見られるフユシャクとしては地味だが大型種。

→交尾

b0033112_21562775.jpg

↑オオチャバネフユエダシャク(左)との比較(過去画像) 大きさは変わらない。

b0033112_21544979.jpg

↑平地の公園でも普通種(過去画像)


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
# by issun_no_mushi | 2016-12-13 22:14 | 鱗翅目・蛾・冬尺

オオチャバネフユエダシャク

11月初旬、フユシャクを狙って長野の高地に遠征。

フユシャクを観察して10年以上経つが、これまで未見だったオオチャバネフユエダシャクの交尾に出会うことができた。

先週貼ったミヤマフユナミシャク交尾の繰り返しになるが・・・
このカラマツ林を昨年の内に単身で探し出し、今年の発生日を見事に当てた川北さん(HN)はエライ。
改めて感謝するとともに、大きな成果は探索眼の数に比例することを再認識した。
b0033112_22162754.jpg

b0033112_22173816.jpg

b0033112_22185061.jpg

b0033112_22195093.jpg

◆オオチャバネフユエダシャク交尾(11月長野)
日付変更線を越えた頃、フユシャク探索は初めてというD嬢が発見。
「Erannis属の交尾は深夜」と一般に言われる定説通りだった。
北海道、本州(関東、中部)、四国に分布。山地性で、11月頃出現。食餌はカラマツ。
b0033112_22204959.jpg

b0033112_22212934.jpg

b0033112_22224858.jpg

◆オオチャバネフユエダシャク♀(同上)
日の入り直後に蛾LOVEさんが見つけた♀。
先週貼ったミヤマフユナミシャクの単体♀と、同じ時刻に、同じカラマツを這い上がっていた。
交尾を狙って放置していたら、幹を登ったらしく、ロストしてしまった。
カラマツは高木なので、登られるともう取り返しがつかない。
b0033112_22231681.jpg

b0033112_22234315.jpg

b0033112_22242293.jpg

b0033112_22244015.jpg

↑♂はあちこちで羽化していた


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
# by issun_no_mushi | 2016-12-07 22:24 | 鱗翅目・蛾・冬尺

ミヤマフユナミシャク

11月初旬、フユシャクの未見♀を狙って長野高地に遠征した。

フユシャクを観察して10年以上経つが、これまでなかなか会えなかったミヤマフユナミシャクの♀に初めて出会うことができた。その後、なんと交尾にも出会うことができた。

このポイントを昨年の内に単身で探し出し、今年の発生日を見事に言い当てた殊勲者は川北さんだった。
深く感謝するとともに、探索眼が多いことの有効性を改めて痛感した夜だった。
b0033112_21592170.jpg

b0033112_2313867.jpg

b0033112_232313.jpg

b0033112_2321750.jpg

◆ミヤマフユナミシャク交尾(11月長野)
23時頃、ATSさんが、頭上5m位の枝で発見したペア。
本州の一部(関東、中部、東海)の山地のカラマツ林に産する。
フユシャクの中では早期の10月末~11月中頃に出現する。
b0033112_22023100.jpg

b0033112_2331982.jpg

b0033112_2335031.jpg

◆ミヤマフユナミシャク♀(同上)
日の入り直後に川北さん(HN)が発見した単体♀。同種の♀は人生初の出会い。
交尾を狙う為、そのまま放置していたら、幹を登ったのか、残念ながらロストしてしまった。
♂も♀も、平地種であるサザナミフユナミシャクに似ている印象。
b0033112_234212.jpg

b0033112_2343837.jpg

b0033112_235226.jpg

b0033112_2351934.jpg

b0033112_2355340.jpg

↑ミヤマフユナミシャク♂
あちこちで羽化した個体が見られた。


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
# by issun_no_mushi | 2016-11-30 23:06 | 鱗翅目・蛾・冬尺

クシヒゲシャチホコ・ウスズミカレハ

11月初旬、フユシャクの未見♀を狙って長野高地に遠征。
ヤママユガ科の発生は既に終わり、晩秋の林に面した深夜の灯火には、シャクガ科以外も飛来していた。
いずれの種も、ぴったりの和名と思う。

b0033112_112589.jpg

b0033112_11255153.jpg

◆クシヒゲシャチホコ♂(11月長野)
北海道から九州に分布。年1化で晩秋に出現。食餌はカエデ科、カバノキ科。♂は触角が立派。

b0033112_11312121.jpg

↑♀は触角が紐状

b0033112_11262884.jpg

b0033112_11264996.jpg

b0033112_1127888.jpg

◆ウスズミカレハ(同上)
北海道から九州に分布。年1化で晩秋に出現。食餌はバラ科、カバノキ科。シックなカレハガ。


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
# by issun_no_mushi | 2016-11-19 11:27 | 鱗翅目・蛾

カバエダシャク・ニトベエダシャク

11月初旬、フユシャクの未見♀を狙って、久々チーム埼玉・神奈川メンバで長野高地に遠征した。
まだ降雪はないものの、夜は温度計が2℃を指す中、秋の蛾と初冬の蛾が混って発生していた。
まずは秋のシャクガから。

b0033112_21135539.jpg

◆カバエダシャク交尾(11月長野)
北海道から九州まで分布する。多食性。
年1化で、晩秋~初冬に発生する。
樺色が和名の由来と想像できる。枯葉の時期に似合う蛾。

b0033112_21144021.jpg

b0033112_21145768.jpg

b0033112_21151322.jpg

↑♂
b0033112_21155662.jpg

b0033112_21173185.jpg

↑♀

b0033112_2118327.jpg

b0033112_21183317.jpg

b0033112_2118464.jpg

◆ニトベエダシャク(同上)
本州から九州に分布する。多食性。年1化で、晩秋に発生する。
独特のツートンカラーが特徴的な種。


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
# by issun_no_mushi | 2016-11-16 21:23 | 鱗翅目・蛾