今回の八重山で狙ったシジミチョウ科は、ここ数年連続して西表島で局所的に発生しているタイワンヒメシジミとシロモンクロシジミ。
加えてこれまで未撮影のホリイコシジミやルリウラナミシジミ、リュウキュウウラボシシジミ等にも会うことができた。
◆タイワンヒメシジミ(沖縄4月下旬)
最近、西表島で局所的に発生している極めて小さな蝶。
ホリイコシジミ同様に前翅長9mmしかない。
↑ホリイコシジミ(沖縄5月上旬)
ヤマトシジミに似ているが、前翅長9mmと非常に小さい。
◆シロモンクロシジミ(沖縄4月下旬)
西表島で局所的に発生している。幼虫はカイガラムシを食す。
偶然見つけた産地で複数頭の♀が産卵するシーンも観察できた。
↑ヒメシルビアシジミ(沖縄4月下旬)
当初は本州にもいるシルビアシジミの南西諸島亜種の扱いだったが、その後、種として独立した。
↑タイワンクロボシシジミ(沖縄4月下旬)
↑リュウキュウウラボシシジミ(沖縄4月下旬)
↑アマミウラナミシジミ(沖縄4月下旬)
↑ルリウラナミシジミ(沖縄4月下旬)
最近、秋季にだけ九州地方にも北上して来るらしい。
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ホリシャルリシジミ→サツマシジミらしい(沖縄4月下旬)
西表島で会ったルリシジミの仲間。
斑紋と最近の目撃情報から判断してホリシャと思われる。
上記の他に、ウラギンシジミ、ムラサキツバメ、オジロシジミ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、ヒメウラナミシジミ等のシジミチョウ科にも出会えた。
何処に行ってもクロマダラソテツシジミが多数いて、非常に紛らわしかった。
↑クロマダラソテツシジミ(沖縄4月下旬)
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