一寸の虫にも五分の魂

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チョウセンアカシジミ

梅雨はゼフィルス(文末参照)の季節だが、今春の寒さの為か、どの種も発生が遅れ気味の模様。

雨の予報ではあったが、ちょうきちさん、FLAVORさん、Mさんの蝶の大先輩方と、真神ゆさんと共に新潟遠征に挑戦した。

道路脇のトネリコ(この辺はデワトネリコらしい)を探りつつ車を走らせ、出現して間もないと思われるチョウセンアカシジミに計10頭程度出会うことができた。

名前の通り大陸にも生息している種で、人里のトネリコにしか棲息していないにもかかわらず、日本では1953年に初めて確認された種らしい。
氷河期の生き残りという説もあるが、未だにはっきりと解明はされていない模様で、樹などに付いて外地から入って来た可能性もあるのでははないかと想像している。

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◆チョウセンアカシジミ(新潟県 6月中旬)
日本では新潟、山形、岩手の極めて局所の人里のトネリコに棲息する。
山形では県指定天然記念物。岩手は各市町村の指定天然記念物。

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◆ウラナミアカシジミ(同上)
北海道・本州・四国に産する平地ゼフィルスの普通種。

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↑ミズイロオナガシジミ(神奈川県 6月中旬)
北海道~九州に産する平地ゼフィルスの普通種。

※ゼフィルスとは
シジミチョウ科ミドリシジミ亜科ミドリシジミ属の俗称。ギリシャ神話の西風の妖精を意味するゼフィルス(zephyrus)と呼ぶ。年1化で、主に梅雨時に重なる6~7月頃に発生する。
シジミチョウとしては比較的大型で、♂の翅表に光沢鱗粉を持つ種が多く、美しさゆえ人気が高い。
後翅に尾状突起をもつ種が多く、これが触角を模して頭部を擬態している。
日本では以下の25種が該当する。
ウラゴマダラシジミウラキンシジミムモンアカシジミ、チョウセンアカシジミ(上)、カシワアカシジミ(未見)、アカシジミウラナミアカシジミミズイロオナガシジミウスイロオナガシジミオナガシジミミドリシジミメスアカミドリシジミオオミドリシジミ、ジョウザンミドリシジミ、クロミドリシジミウラミスジシジミ、ウラクロシジミ(未見)、ウラジロミドリシジミ、フジミドリシジミ(未撮影)、ヒロオビミドリシジミハヤシミドリシジミ、エゾミドリシジミ(未見)、アイノミドリシジミ、ヒサマツミドリシジミ(未見)、キリシマミドリシジミ(未見)


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by issun_no_mushi | 2010-06-23 22:18 | 鱗翅目・蝶