鱗翅目のヤガ(夜蛾:Noctuidae)科は蛾類の中でも圧倒的に種数が多く、1200種以上を含む。
その中のエグリバ(Calpinae)類は「抉り葉」の名が示す通り、枯葉に擬態した外見で、その巧妙さは、見れば見るほど驚嘆するばかりだ。
◆アケビコノハ(山梨10月)
大型の蛾。翅を閉じた姿はまさに枯葉の様な姿で、相手を驚かせる際には派手な後翅の目玉模様を見せる。
↑アケビコノハ幼虫 目玉模様がユーモラス。
◆キマエコノハ(八重山5月)
大型の南方種。本州での記録は少ない。
↑似たネーミングのムクゲコノハ。エグリバ類ではなく、シタバガ亜科(Catocalinae)。
↑4月末に八重山で会ったシタベニコノハ。これもシタバガ亜科(Catocalinae)。
以下、過去画像からエグリバ類をラインナップ。
↑アカエグリバ
↑ヒメエグリバ
↑ヒメエグリバ幼虫
↑オオエグリバ
↑キタエグリバ
↑マダラエグリバ
↑八重山で会ったミナミエグリバ
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