3/6は啓蟄。
冬の間、入替わり登場するフユシャクを追っていたが、いつの間にか早春になり蝶が出てきた。
成虫越冬する越冬蝶のキタテハは、暖かい日を選んで日光浴に動き出す。
また、春に羽化したモンキチョウも、早くも活動を開始していた。
冬の週末はフユシャク探索で忙しかったが、蝶の登場で、昼も夜も忙しい季節になってきた。
◆キタテハ(神奈川3月上旬)
成虫越冬。本州~九州では超がつく普通種。食草はカナムグラ。
北海道では南部にのみ生息。八重山には定着せず稀に迷蝶として現れる。
愛想のよい個体は10cmから撮れた。
◆モンキチョウ(同上)
早春から姿を現すことから、かつては成虫越冬と思われてオツネンチョウの名があったが、実際は幼虫越冬。
日本全国に広く分布する。
この個体の他にもう1頭飛んでいた。共に♀を探す様な飛び方だったので♂と思う。
敏感でマクロ撮影は困難だった。
↑越冬中のルリタテハ(2月初 静岡)
↑越冬中のウラギンシジミその1(上12/4、下3/5 埼玉)
↑越冬中のウラギンシジミその2(上12/11、下3/5 埼玉)
間も無く本格的な春。無事に越冬を終えて欲しいものだ。
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