月中に続いて、
川北さんと埼玉高地で蛾観察。
クロウスタビガに代わって
ウスタビガが出現し、地味な
アキナミシャクも全3種が揃い踏みしていた。
昼の平地の気温は20度を越え暑かったが、夜の高地は5度と寒い。
ニトベフユエダシャクやカバエダシャク等、冬の兆しも顔を出していた。
◆ナカオビアキナミシャク(埼玉10月)
アキナミシャクは、初冬の
フユシャク探索の際は紛らわしい存在だが、毎年の初見は嬉しい。
フユシャクが分類上のカテゴリではない(詳しくはリンク先参照)様に、アキナミシャクも分類上のカテゴリではない。
「冬」以外で和名に四季名の付くシャクガがいないか探すと(春・夏は見当たらないが)ナミシャク亜科に「秋」組が3種いる。
フユシャクに摸して、彼等をアキシャク(もしくはアキナミシャク)の仲間と勝手なカテゴリを作って括った次第(笑)。蛾の愛好仲間には説明せずとも通じるのが楽しい。
↑アキナミシャク(同上)
↑ミドリアキナミシャク(同上)
◆アキナミシャク2種サイズ比較(同上)
左はアキナミシャク、右はミドリアキナミシャク。
前者は比較的高地で、後者は比較的低地で見るので、両方同じ場所で見られたのはラッキーだった。
↑アキナミシャクだけはクロウスタビガと同日に今年初出現を確認済。新鮮な個体だった。
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