フユシャクシーズンもラストスパートに入った。
久々に埼玉の
ATSさんのフィールドにお邪魔し、平地フユシャクを観察した。
地理的には、埼玉は神奈川より北であるにもかかわらず、春先に発生する平地フユシャクの出現が神奈川より早いのが不思議だ。
◆シロトゲエダシャク♂(3月 埼玉)
「フユ」が付かないエダシャク亜科のフユシャク。
20時頃、
真神ゆさんが見つけた羽化直後の♂。
◆同上(同上)
4時間半後に確認した、翅展開後の同一個体。
他の♂に比べて若干小さい。婚活成功を祈る。
↑別個体(同上)
↑更に別個体(同上)
↑別個体(3月 神奈川)
↑またまた別個体(3月 神奈川)
↑♀(過去画像)
<今季のフユシャク探索の中間まとめ>
フユシャクは全35種。その内、関東周辺で探し得るのは32種。
今冬再会したフユシャクは3/16時点で、27種(屍骸確認のみを含むと28種)となった。
●フユシャク亜科:全14種(九州特産2種を除くと全12種)中、10種(屍骸のみを含むと11種)確認。
シロオビフユシャク、
ユキムカエフユシャク、
クロバネフユシャク、
ウスバフユシャク、
アカウスバフユシャク、
クロテンフユシャク、
ウスモンフユシャク、
ホソウスバフユシャク、
フタスジフユシャク、(
シュゼンジフユシャク屍骸のみ)、
スジモンフユシャク
●ナミシャク亜科:全6種中、6種確認。
ナミスジフユナミシャク、
ミヤマフユナミシャク、サザナミフユナミシャク(下記)、
イチモジフユナミシャク、
クロオビフユナミシャク、
ヒメクロオビフユナミシャク
●エダシャク亜科:全15種(劇レア1種を除くと全14種)中、11種確認。
クロスジフユエダシャク、
ヒロバフユエダシャク、
ウスオビフユエダシャク、ナカジマフユエダシャク、
チャバネフユエダシャク、
オオチャバネフユエダシャク、
シロフフユエダシャク、
シモフリトゲエダシャク、
チャオビフユエダシャク、シロトゲエダシャク(上記)、トギレフユエダシャク
サザナミフユナミシャクを貼っていなかったので、ここに貼る。
↑サザナミフユナミシャク♂ それぞれ別個体(2011/12月 埼玉)
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