フユシャクは冬が出現期とは言えど、氷点下ではほとんど姿を見かけず、風が穏やかで暖かめの夜なら、交尾ペアも多く観察が期待できる。
年末の観察では、環境がよかったのか、生涯初のチャバネフユエダシャク交尾に複数会えた。
発生時期が限られるフユシャクの観察は、やはり回数を重ねることが重要と痛感した。
◆チャバネフユエダシャク交尾(2012/12月 神奈川)
雌雄の外見が似ても似つかず、同じ種類の雌雄と思えない。
◆イチモジフユナミシャク交尾(2012/12月 埼玉)
♂の発生から1週間ほど遅れて、エメラルド色の翅を持つ♀が現れ、交尾が複数確認できた。
↑サザナミフユナミシャク交尾(2012/12月 埼玉)
同種の♀も交尾も生涯初の出会いだった。
↑クロオビフユナミシャク交尾(2012/12月 神奈川)
今年は交尾には会えないかと思っていたが、同種の末期ギリギリで会えた。
↑ウスバフユシャク交尾(2012/12月 神奈川)
12~1月が旬
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