一寸の虫にも五分の魂

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シロフフユエダシャク交尾・ざざむし

厳冬期の関東甲信の山地では地面も凍る為か、流石のフユシャクも一時姿を消す。
同時期は平地のフユシャクもフユシャク亜科が主流となり、ナミシャク亜科やエダシャク亜科は少なくなる。

1月中旬になり、ようやくエダシャク亜科のフユシャクも再び姿を現し始めた。発生は少し遅めに感じる。

今季再会を果たせたフユシャクは22種(フユシャク亜科8種、ナミシャク亜科6種、エダシャク亜科8種)となり、今季中に再開が期待できるのは残り8種となった。残された冬は短い。
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◆シロフフユエダシャク(Agriopis dira)交尾(1月 神奈川)
今季初の出会いはいきなり交尾だった。
♂は例年なら年末年始から見かけることが多いが、今季は遅めの様だ。
1~2月頃現れ、北海道から九州まで分布する平地性の普通種。ブナ科食い。
♂の前翅は和名の通り白い波帯斑を伴うが、前翅全体が黒っぽい個体も多い。
♀は蝶ネクタイの様な短い翅を伴い、全体的に黒っぽい。短い翅端には長い縁毛が目立つ。

ナカジマフユエダシャクが旧名シロフユエダシャク(白冬枝尺)から改名されたのは、本種シロフフユエダシャク(白斑冬枝尺)と和名が紛らわしかったからとのこと。

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◆ざざむし(食品)
ざざむしとは、信州のトビケラやカゲロウ、ヘビトンボ等の水棲の幼虫の総称。川虫ゆえに川の擬音のままザーザー虫とのこと(笑)
イナゴ同様、昔からの貴重な蛋白源であり、佃煮等にする。今では現地消費か、希少な土産物の位置付けの様だ。
かつては信州南部に行く度に見かける都度買い求めていたが、最近はとんと見かけなくなった。

ざざむしの旬である冬のことでもあり(冬の川虫は餌をとらないので臭くないとか)、先日ヘビトンボを投稿して、久しぶりに「ざざむし」を賞味したくなり信州から取り寄せた。
残念ながら、小瓶ゆえかヘビトンボは入っていなかったが、久しぶりの味を堪能した。
味は・・・やっぱり佃煮の味(笑)

イナゴ(比較的手に入れ易く、たまに伊勢丹で購入していたけど今でも売ってるのかな?)、蜂の子、さなぎ子との4点セットで入手したので、開封のつど掲載予定(笑)


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by issun_no_mushi | 2013-02-09 23:50 | 鱗翅目・蛾・冬尺