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チャオビトビモンエダシャク・チャオビフユエダシャク

3月半ばから加速的に成虫越冬の虫や春羽化の虫達が出現してきた為、急にターゲットが増えて忙しくなってきた。
平年より2週間近く早く出現している種もあり、会いたい種の発生時期が重なるケースが多く、週末の狙いを絞るのに苦労する。

この日は、信州からspaticaさん、神奈川から真神ゆさん蛾LOVEさん、私の4人で山梨に現地合流し、夜戦を行った。

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◆チャオビトビモンエダシャク(Biston strataria hasegawai)♂(3月 山梨)
早春にだけ現れるbiston属のエダシャク亜科。通常は標高の高いところに産する。
トビモンオオエダシャクより小さく、止まった姿も異なり、翅を下げている。
生涯初の出会い。意外な低地ポイントで偶然複数会った。
これまで標高が高いところで探した努力はいったい何だったのか・・・

数日後、蛾LOVEさんは東京で本種の♀(蛾類学会の記録では日本で2頭目らしい)を採集し、翌週、川北さんは山梨低地で5頭の♂を確認したとか。今年は本種の当たり年だったのかもしれない。
幼虫時代に大量にバルーニングで各所に飛び散ったのか。

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◆チャオビフユエダシャク(Phigaliohybernia fulvinfula)♂(同上)
関西では普通種のフユシャクだが、東日本では山梨の局所にのみ産する不思議な分布をする。
この日は♂3頭に出会ったが、斑紋のはっきりしない個体もいた。
本種で今冬のフユシャクの撮影は28種目となった。


チャオビトビモンエダシャクに会えたついでに、これまで会えた
シャクガ科エダシャク亜科BISTON属を列記する。

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↑オオシモフリエダシャク(Biston betularia parvus)

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↑キオビゴマダラエダシャク(Biston panterinaria sychnospilas)

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↑ハイイロオオエダシャク(Biston regalis comitata)

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↑トビモンオオエダシャク屋久島以北亜種(Biston robustus robustus)

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↑タケウチエダシャク(Biston takeuchii) 上は♂、下は♀


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by issun_no_mushi | 2013-03-27 23:01 | 鱗翅目・蛾・冬尺