一寸の虫にも五分の魂

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ヤマキチョウ・スジボソヤマキチョウ

ベニモンカラスシジミやニシキキンカメムシ等で大変お世話になったTODさん・Ashさんご夫婦が、はるばる甲信まで未見蝶の撮影の旅にお出でになったのでご一緒させて頂いた。

心配だった天気も、ご夫婦のいつものパワーで晴れ(笑)
ヤマキチョウ、ホシチャバネセセリ、ミヤマカラスシジミ、ホソオチョウ、クロツバメシジミ東日本亜種 等々、狙い通りの蝶を撮影して頂くことができた。

私用の為、夜の部は同行できなかったので、代わりに川北さんにお二人の夜間エスコートをお願いし、高地ライトトラップでアルプスヤガ等が観察できた様だ。


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◆ヤマキチョウ♀(7月 山梨)
ヤマキチョウの仲間のネームシップ的存在だがスジボソヤマキチョウに比べ数はかなり少ない。
背丈ほどある草地を藪漕ぎしてようやく2♀に遭遇。超弩敏感でマクロでの撮影に苦労した。
更に別の1♀が食樹のクロウメモドキに飛来し産卵行動をとっていた。

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◆スジボソヤマキチョウ交尾(7月 長野)
甲信では普通種。
偶然、交尾の瞬間にも立ち会えた。
ヤマキチョウに比べ、後翅裏の第7翅脈が細いことが和名の由来。
他の区別点としては
・前翅頂の尖りはスジボソヤマキチョウの方が顕著
・ヤマキチョウは前翅外縁に赤い縁取りがある
・前後翅中央の小斑点がヤマキチョウはやや大きいが、微妙な差で、並べて比べないと判り難い
・越冬明けの成虫は、スジボソヤマキチョウの方が退色や翅の痛みが顕著

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↑3月下旬に会った越冬明けのスジボソヤマキチョウ。飛ぶと翅表は鮮やかなレモン色に見えたので♂と思う。翅はボロでシミ状の点々があるが、越冬明け個体はこの程度の状態が普通。
 ヤマキチョウの越冬明け個体はまだ撮れたことがないが、ほとんど翅の痛みや退色が無いらしい。
 場所によっては両種が混生しているので、越冬環境の違いというより、越冬方法に差がありそうだ。


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by issun_no_mushi | 2013-07-31 22:28 | 鱗翅目・蝶