今回は甲虫(鞘翅)目に目を向ける。
夏は渋滞と猛暑を避ける為、遠出を避けて午前中の近場の散策が中心となりがち。
その為、ほぼ普通種との再会に終始するが、稀に想定外の出会いもある。
今回の想定外はルリボシカミキリ。神奈川県内での遭遇は初めてだった。
◆ルリボシカミキリ Rosalia batesi (8月 神奈川)
北海道から九州まで分布する美麗な普通種。神奈川で会ったのは初めて。
和名は「瑠璃星天牛」だが、厳密には「黒星瑠璃天牛」が正しい表現だろう。
長さを短める為か、この手の命名は少なくない。
↑紋白蝶→紋黒白蝶
↑紋黄蝶→紋黒黄蝶
↑紋黄揚羽→紋白黒揚羽
「黄」となったのは、鮮度が落ちた標本に基づいて命名されたことによるらしい。
◆キボシカミキリ Psacothea hilaris (8月 神奈川)
本州以南に分布。普通種。クワ、イチジク等。
夏から秋遅くまで見かける。
↑オキナワキボシカミキリ(2013年 沖縄本島)
以下、5月以降会った主な甲虫達を。
↑ハンミョウ(5月 東京)
↑ナミテントウ(5月 神奈川)
↑シロジュウシホシテントウ(5月 神奈川)
↑セマダラコガネ(6月 神奈川)
↑ベニカミキリ(6月 神奈川)
↑ヒメトラハナムグリ(6月 神奈川)
↑マダラオトシブミ(6月 神奈川)
↑オジロアシナガゾウムシ(6月 神奈川)
↑シロテンハナムグリ(6月 神奈川)
↑ダンダラテントウ(6月 神奈川)
↑コイチャコガネ(6月 神奈川)
↑ムーアシロホシテントウ(6月 神奈川)
↑オオヒラタシデムシ(6月 神奈川)
↑トゲバカミキリ(6月 神奈川)
↑トホシテントウ(6月 神奈川)
↑アカハナカミキリ(7月 神奈川)
↑アオドウガネ(7月 神奈川)
↑キマワリ(7月 神奈川)
↑ゴマダラカミキリ(7月 神奈川)
↑コフキゾウムシ(7月 神奈川)
↑マメコガネ(7月 神奈川)
↑コクワガタ♀(7月 山梨)
↑スジコガネ(7月 山梨)
↑アカホシテントウ(8月 神奈川)
↑ドウイロチビタマムシ(8月 神奈川)
↑ヒメアカホシテントウ(8月 神奈川)
↑ヒロオビジョウカイモドキ(8月 神奈川)
↑カナブン、クロカナブン(8月 神奈川)
↑ドウガネブイブイ(8月 神奈川)
↑ヨツボシケシキスイ(8月 神奈川)
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