晩秋になると、鳴く虫の声もまばらになった。
11月初旬というのに樹上から聞こえたのはアオマツムシの声。
足元の草地には産卵を控えたカマキリ達に混じり、元気なツチイナゴが群れていた。
◆ツチイナゴ羽化(2008/10 神奈川)
バッタの仲間はほとんどが卵越冬するが、ツチイナゴは成虫で越冬する。
この個体はちょうど羽化直後だった。
↑脱皮した脱殻
↑ツチイナゴ成虫
↑ツチイナゴ終齢幼虫
↑ツチイナゴ終齢幼虫(茶型)
↑ツチイナゴ終齢幼虫アップ
◆アオマツムシ♂(2008/11 神奈川)
アオマツムシは樹上生活者で、大陸からの近年の外来種。
おそらく樹と共に移動した様で、本州で勢力を拡大中。
↑鳴いている様子(同一個体)
↑アップ(同一個体)
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