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カテゴリ:鱗翅目・蝶・八重山( 24 )

南大東島

ハマヤマトシジミに会いに初めて訪れた南大東島。

サンゴ礁がベースとなってできた石灰岩質の島で、周囲が盛り上がったお盆の様な構造の島。
大陸や日本列島につながったことが無い為、独自の生物が見られる。
北と南に港があるが、船が接岸できないので、人は荷物同様にクレーンで乗り降りするとか。
年間平均気温22.9℃。
砂糖キビが主産業の様だ。

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↑那覇空港搭乗口
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↑大型機と違い、バスで駐機場まで移動する。
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↑搭乗待合室に会ったアリモドキゾウムシの展示。
サツマイモ類の害虫。被害を広げない為にイモの持出しは禁じられている。
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↑実物アップ
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↑那覇からの飛行時間は約1時間。
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↑那覇空港出発時は雨だったが、南大東島はまあまあの天気。
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↑池が多いのが島の印象。
日本最大のカルスト湖沼群といわれている。
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↑こじんまりとした南大東島空港
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↑往復でお世話になったDHC80。プロペラ機は初めてだったかもしれない。
客席は40席程度しかない為、予約解禁日はハラハラしたw
座席は通路を挟んで片側2席。座席番号はA・C・H・Kとなっていて、AとKが窓側。
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↑現地でお世話になったホテル吉里。島で唯一のホテル。他に民宿もあるらしい。
空港までマイクロバスで送迎して頂いた。
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↑ホテル前のシーサー
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↑ホテル前のケンチャンストアーは島のコンビニ的存在
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↑中学校前の島唯一の信号機。実用というより教育用の様だ。
西表島でも島に2つしかなかったが、更にレアな信号機(笑)
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↑大東神社
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↑島の赤土は非常にくっつき易い(笑)
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↑ビジターセンター
島中央の旧・空港跡地にある。島はお盆状なので中央でも海抜4mしかない。

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↑ホシスジオニグモ
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↑スナハラコモリグモ
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↑トゲゴミグモ
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↑アリグモsp.
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↑アカハネオンブバッタ
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↑アフリカマイマイの交尾
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↑ミヤコヒキガエル
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↑オオヒキガエル
特定外来生物として嫌われているが、もともとはサトウキビの害虫駆除の為に人為的に持ち込まれたらしい。
沖縄本島でハブ駆除の為、人為的に持ち込まれたマングースが今では家畜を襲う害獣扱いとなり駆除されているのと同じ経緯だ。
本州の鹿駆除の為、大陸オオカミを持ち込もうという案があるらしいが・・・
オオカミの身になれば、家畜や人間の方が鹿よりずっと楽な獲物だ。とても目論み通りにいくとは思えない。
生態系を無視して安易に外来生物を持ち込むのは浅知恵でしかないと思う。


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by issun_no_mushi | 2016-04-03 16:12 | 鱗翅目・蝶・八重山

ウスキシロチョウ・リュウキュウアサギマダラ

今回の遠征の主目的は南大東島産のハマヤマトシジミだったが、沖縄本島でも様々な蝶との出会いに恵まれた。

冬のフユシャクから、素早い南方蝶にターゲットが変り、動体視力の衰えを痛感した。

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◆ウスキシロチョウ(3月 沖縄)
沖縄以南に分布。画像は低温型。周年発生。敏感で素早い。

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◆リュウキュウアサギマダラ(3月 沖縄)
沖縄以南に分布。周年発生。成虫は15℃を下回ると集団越冬する。

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↑アサギマダラ
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↑モンキチョウ
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↑モンシロチョウ
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↑ミナミキチョウ
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↑アマミルリシジミ
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↑ジャコウアゲハ
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↑リュウキュウヒメジャノメ
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↑ツマグロヒョウモン♂
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↑ウスイロコノマチョウ
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↑アオタテハモドキ♂
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↑アオタテハモドキ♀
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↑イシガケチョウ
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↑ナガサキアゲハ♂
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↑ルリタテハ
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↑チャバネセセリ
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↑シロオビアゲハ
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↑フタオチョウは遠景で証拠写真程度

その他、目撃のみだが、アオスジアゲハ、クロアゲハ、ツマベニチョウ、イワカワシジミ、リュウキュウミスジ、アカタテハを確認できた。


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by issun_no_mushi | 2016-04-03 14:42 | 鱗翅目・蝶・八重山

ハマヤマトシジミ・ヒメシルビアシジミ

未見種だったハマヤマトシジミに会いに沖縄県にお邪魔した。
ハマヤマトシジミは八重山諸島にも生息するが、出会いが確実な南大東島に赴いた。
この島ではなぜかコツブウマゴヤシ等を食草としている様だ。
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◆ハマヤマトシジミ(3月 南大東島)
沖縄県の一部に分布。絶滅危惧Ⅱ類。周年発生。
ヤマトシジミよりかなり小さく、♂の翅表の黒縁は太く、青色は濃い。
ヤマトシジミには見られない、前翅裏の前縁内側に「小さな黒点」が出易いのも特徴。
248種目の撮影蝶となった。
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↑♂の翅表
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↑♀の翅表
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↑コツブウマゴヤシの花に産卵する♀  すべて別個体
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↑この島で食餌としているコツブウマゴヤシ(マメ科)

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◆ヒメシルビアシジミ(3月 南大東島)
沖縄県の一部に分布。周年発生。
本土のシルビアシジミと同様に、ヤマトシジミ・ハマヤマトシジミとは後翅裏の黒点配置に微妙な差がある。
本種もコツブウマゴヤシ等を食餌とする為、この島ではハマヤマトシジミと混生していた。
両種は大きさも近く、翅表も似ているので、翅を開くと同定は困難だった。
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↑寒冷期の為か、翅裏の斑紋が判別し難く、翅裏でも同定が難しい個体が少なくなかった。
しかし多数の個体を見ていると、翅裏の地色が白灰系のハマヤマトシジミに比べ、ヒメシルビアシジミはいずれも翅裏の地色が薄茶系に見えた。

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↑ヤマトシジミ(3月 南大東島)
同島には普通のヤマトシジミもいて非常に紛らわしかったが、ハマヤマトシジミの方がずっと小さく、♂は翅表の青色が濃いので、慣れれば区別は容易だった。

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↑ヤマトシジミ♂(3月 沖縄本島)
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↑ヤマトシジミの食餌であるカタバミ(マメ科) (3月 沖縄本島)

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↑ウラナミシジミ(3月 南大東島)
関東では秋の蝶なので、最初出会った時は何が飛んでいるのか浮かばなかった(笑)
♂は翅表の青色が濃いが、ハマヤマトシジミはもちろんヤマトシジミより大きいので区別は容易。


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by issun_no_mushi | 2016-03-27 11:59 | 鱗翅目・蝶・八重山

申年

旧年中は大変お世話になりました
新年もよろしくお願い致します

申年にちなんだ新春画像は・・・
申・猿 → monkey・ape → apefly という訳で、シロモンクロシジミです(笑)

皆様の新年の虫運を祈念致します
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◆シロモンクロシジミ(学名:Spalgis epius、英名:The Apefly)
日本では迷蝶。2010年に西表島で遭遇しました。
幼虫の食餌はコナフキカイガラムシ。
人面蛹で有名ですが、それを猿(ape)面とみなしたのが英名の様です(笑)

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↑カイガラムシに産卵しようとしている母蝶

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↑カイガラムシのアップ
幼虫らしき姿は見えるが、人面蛹は見当たりませんでした。

人面蛹に興味のある方は「シロモンクロシジミ 蛹」で画像検索してみて下さい。
確かに猿面っぽいです(笑)


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by issun_no_mushi | 2016-01-01 08:06 | 鱗翅目・蝶・八重山

サツマニシキ・ナガサキアゲハ

沖縄企画は、この辺でオオジョロウグモ等の日陰者を表紙に載せて一段落しようと思っていたが・・・
拙サイトをご覧頂いている知人に、表紙は可愛いものをとリクエスト頂いたので自粛(笑)
可愛い基準は人それぞれなので、今回はいわゆる綺麗どころに収めた(笑)

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◆サツマニシキ奄美・沖縄本島亜種(6月 沖縄)
マダラガ科ホタルガ亜科。私的初物。想定外の出会いで嬉しかった。
オキナワカラスアゲハ交尾に出会えた林道に一瞬だけ現れて消えた。
本土亜種は西日本にも棲息する。沖縄本島で会えるのは奄美・沖縄本島亜種。
他に屋久島種子島亜種と八重山亜種に分けられている。

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↑同じくホタルガ亜科のオキナワルリチラシの幼虫にも会えた。

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↑(参考)オキナワルリチラシ(西表島産2010)

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↑クロツバメ
これもホタルガ亜科。
これまで八重山で運転中に「大」の字に見える飛翔姿は時々見たが撮影できる出会いはなかった。
今回、初めて止まっている個体を見つけたが、高い樹の影側に止まっていたので証拠写真程度。
個人的には本種を重要ターゲットと見ているので、「クロツ」=クロツバメシジミという呼び方には抵抗がある(笑)

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↑ホタルガ
関東で普通に会えるホタルガ亜科のネームシップ的存在。6月の神奈川産。

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↑(参考)シロシタホタルガ山梨産2012
もちろんホタルガ亜科。

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↑(参考)ルリハダホソクロバ山梨産2011
これもホタルガ亜科。

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◆ナガサキアゲハ♀(6月 沖縄)
本土にも生息するが、南方の♀は翅が白化する傾向がある。静止個体は初撮影。

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↑♂

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↑求愛


今回、沖縄本島で出会ったアゲハチョウ科とシロチョウ科を挙げておく。大雑把な目撃数の目安として、「数頭」は10頭未満、「多数」は10頭以上。

●アゲハチョウ科
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・ジャコウアゲハ ボロ1頭
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・ナミアゲハ   数頭
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・クロアゲハ   鮮度が高い小型♂1頭のみ
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・シロオビアゲハ 多数。毒蝶ベニモンアゲハに擬態したポテリス(ベニモンアゲハ)型♀も数頭
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・アオスジアゲハ 非常に多数

●シロチョウ科
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・ミナミキチョウ 数頭
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・モンキチョウ  多数
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・モンシロチョウ 多数
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・ツマベニチョウ 多数
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・ウスキシロチョウ 多数
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・ナミエシロチョウ 多数


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by issun_no_mushi | 2013-07-17 22:13 | 鱗翅目・蝶・八重山

コノハチョウ・イシガケチョウ

沖縄(6/14)、奄美(7/1)に続いて、7/6に関東甲信が梅雨明けしたらしい。
沖縄は平年差・昨年差共に9日早い梅雨明け。
奄美は平年差・昨年差共に2日遅い梅雨明け。
関東甲信は平年より15日早く、昨年より19日も早い梅雨明け。
そして、7/8には九州から東海までが一気に梅雨明けしてしまった。
週末はフィールドに出たいので梅雨明けは嬉しいが、水不足が心配。

沖縄ネタを続ける(笑)
未見蝶3種(オキナワカラスアゲハフタオチョウ、リュウキュウウラナミシジミ)に出会うまでに、これまで八重山で撮影した様々な蝶にも再会できた。アゲハチョウ類の一部を除けば、この時期の蝶は比較的鮮度も高かった。

特に南国の蝶の象徴と言えるのが、大型のコノハチョウや、シックなイシガケチョウ。
本土各地の蝶園でもラインナップされている人気の蝶だ。

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◆コノハチョウ♂(6月 沖縄)
沖縄県に分布する大型蝶。県指定天然記念物。準絶滅危惧種。もちろん採集禁止

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↑畳んだ時の枯葉擬態が圧巻。
枯葉擬態の蛾の横綱がアケビコノハなら、蝶の横綱はこのコノハチョウ。

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↑(参考画像)アケビコノハ
 翅を開いた時の派手さではコノハチョウに負ける。

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↑コノハチョウの食餌キツネノマゴ科セイタカスズムシソウ。沖縄に分布。
 なぜか、ラン科にも同じ和名の植物がある様だが同名異種。


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◆イシガケチョウ♂(同上)
本州南部にも進出しているが関東では会えない。
素晴らしい幾何学的な斑紋だが、一体何に擬態してるのだろう?

ずいぶん前、24時間テレビの黄色いTシャツにこのイシガケチョウがデザインされていたのを思い出す。
調べてみると、日本TV「24時間テレビ」第18回(1995年)だった様だ。

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↑初めて幼虫にも出会えた。食餌はイヌビワ等。
ピエロの様な角の生えた頭部はユーモラスだが、これがどの様に擬態や防御になるのか、さっぱり判らない。

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by issun_no_mushi | 2013-07-10 21:43 | 鱗翅目・蝶・八重山

フタオチョウ・リュウキュウウラナミジャノメ

梅雨が明けて間もない沖縄本島は、都市部を運転していてもシロオビアゲハ、アオスジアゲハ、ナガサキアゲハ、ツマベニチョウ等が何頭も横切るくらい蝶は濃かった。夏枯れが始まる前のちょうど良い時期なのかもしれない。
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アオスジアゲハやシロオビアゲハ、クロマダラソテツシジミ、イシガケチョウは滞在中3桁は見たと思う。

しかし・・・
今回のターゲットは沖縄本島固有の蝶、オキナワカラスアゲハ、フタオチョウ及び、リュウキュウウラナミジャノメの3種であり、上記の蝶に比べて出会いの難易度は高い。
梅雨末期の大雨や台風のリスクはあったが、蝶によって発生時期が微妙にずれることもあり、3種の重なる可能性の高いこの時期に遠征を企画した。

オキナワカラスアゲハは過去に目撃だけはしており、今回もヤンバルの林道ではそこそこ飛んでいた。
ぶっ飛んでいる個体ばかりなので撮影は困難だが。交尾に出会えたのは本当にラッキーだった。

天然記念物のフタオチョウは、食樹が限られる関係で棲息地が極めて局所的であり、リュウキュウウラナミジャノメもヤンバルの林道等に限り薄く分布しているのが実態らしい。

結局、ガイドして頂いた木村さんの的確なご案内と、いつもながらのTODさん・ashさんご夫婦の驚異的な天候運・引きの強さ、Dody-boyさんの神的発見眼と勘の良さによって、幸運にも3種とも出会うことができ、撮影済の邦蝶はようやく240種となった。
同行した皆様に深く感謝致します。

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◆フタオチョウ(6月 沖縄)
沖縄本島固有種。沖縄県の天然記念物。もちろん採集禁止
本来なら撮影に適するはずの高いポイントは、台風の残した凄まじい強風で撮影不能。
風の穏やかなポイントでは頭上10mを超える高い梢から降りて来ることがなかったので、梢のテリ張りポーズが精一杯。
4~5頭が高い位置をキープしたまま高速で空中戦を繰り返していた。

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↑中央付近の梢の上で翅を広げている姿が判るだろうか。上の画像はこの個体のアップ。
 空中戦の度に止まる枝を変えながらも、この高さから降りて来ることはなかった。

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↑本島北部に局所的に生えるクロウメモドキ科のヤエヤマネコノチチが食樹。

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↑最近はニレ科のクワノハエノキ(別名リュウキュウエノキ)を食樹とする個体が増えてきた様で、極めて局所的ではあるが、本島中部以南でもフタオチョウが棲息する様になってきたらしい。

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↑フタオチョウの実物を見るまでは、同じポイントにいるイシガケチョウが非常に紛らわしい存在だった。

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◆リュウキュウウラナミジャノメ(同上)
日本固有種かつ、沖縄本島の固有種。沖縄本島北部に分布。あまり多くはないらしい。
発生サイクルに波があり、6月末は波の末期に当たっていて出会えるか厳しい予想だったが、なんとか♀数頭に出会えた。
沖縄本島に生息するウラナミジャノメは本種のみ。

比較の為、ウラナミジャノメの仲間を列挙する。
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↑ウラナミジャノメ
 本州南部、四国、九州、対馬に局所的に分布。少ない。画像は対馬産。
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↑ヒメウラナミジャノメ
 北海道~九州に分布する超普通種
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↑マサキウラナミジャノメ
 八重山諸島固有種
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↑ヤエヤマウラナミジャノメ
 八重山諸島固有種 

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↑ついでに、沖縄県のほぼ全域に分布するリュウキュウヒメジャノメにも再会できたので載せておく


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by issun_no_mushi | 2013-07-02 21:43 | 鱗翅目・蝶・八重山

オキナワカラスアゲハ・カラスヤンマ

ashさん・TODさんDodo-boyさんと沖縄本島に遠征した。

今年の沖縄は平年より9日も梅雨明けが早くて安心したのも束の間、台風4号が沖縄コースで襲来。
飛行機が飛ぶかハラハラしたものの、結局影響はほとんどなく、現地では傘の出番すらなかった。

現地の(有)GA-SHOW・木村さんにガイドをお願いし、未見蝶3種のほか予想外の副産物にも出会うことができた。
ご一緒した皆様に深く御礼申し上げます。
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◆オキナワカラスアゲハ交尾(6月 沖縄)
上向きが♀。沖縄諸島、奄美諸島の固有種。
他のカラスアゲハ類と比べ色や前翅形(三角の一部を切った台形に近い)が異なる。
沖縄本島には黒系アゲハは複数種いるが、カラスアゲハ類は本種のみ。

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↑林道の陰で休んでいた♀を撮っていたら、♂が飛来して目前であっという間に交尾が成立した。

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◆カラスヤンマ交尾(同上)
オキナワカラスアゲハと出会う直前に、林道の頭上で交尾していた。
翅に色がある方が♀。まさか手の届く位置で会えるとは思わなかった。

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↑交尾に会う少し前に林道上を飛び回っていた♀。交尾と同一個体だったのかもしれない。


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by issun_no_mushi | 2013-06-26 23:01 | 鱗翅目・蝶・八重山

与那国オフ

未見の南方種に会う為に、TODさん、ashさんDodo-boyさんと、一昨年の西表島に続き、与那国島オフ会を慣行した。
事故渋滞で合流が擦違いになったり、目的種の発生が遅れた為、想定外の与那国再上陸で再合流できたり・・・
ドタバタな行程だったが、目的の蝶2種の撮影が叶い、結果オーライだった。
これで撮影できた蝶は234種となったが、残る未見蝶は難易度が高い種ばかり(笑)
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◆シロミスジ♂(4月 与那国)
与那国島に限り定着が確認されている種。他の島では迷蝶。
与那国島では普通に見られる種と聞いていたが、端境期だった様で3日間探しても全く見られず、八重山撤収直前にようやく新鮮な♂複数に出会えた。好戦的で、山頂でテリトリを張り、同種の♂や、吹き上がってくる他の大型蝶を追い回していた。
与那国島には他にリュウキュウミスジ(本州のコミスジに似ている)が棲息するが、シロミスジの方が一回り大きく、一見するとヤエヤマイチモンジの♀に似ている。
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↑リュウキュウミスジ(4月 与那国)
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↑ヤエヤマイチモンジ(2010年 石垣島)上が♂、下が♀。同種とは思えないほど斑紋が異なる。
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◆タイワンモンシロチョウ♀(4月 与那国)
現地の蝶通情報によれば、春を過ぎるとタイワンモンシロチョウは姿を消し、モンシロチョウが寡占状態になるとか。平年ならば既に終わっていると言われた為、苦戦を覚悟していたが、今年はまだ複数見られた。
今年はなぜか平年よりもタイワンモンシロチョウが終わる時期が遅れたらしい。
タイワンモンシロチョウの特徴は翅表縁の黒斑で、私的に「新撰組的ギザギザ模様」と呼んでいる(笑)
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↑タイワンモンシロチョウ産卵(4月 与那国)
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↑タイワンモンシロチョウ交尾(4月 与那国)上が♂
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↑タイワンモンシロチョウ♂(4月 与那国)
 ♀に比べて翅表縁の黒斑が目立たない。♀を探して暑い中も必死に飛びまわっていた。
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↑モンシロチョウ(4月 与那国)
与那国島にはシロチョウ科が複数種棲息し、中でもモンシロチョウは遠目にタイワンモンシロチョウと区別が困難で厄介だった。

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↑与那国島でお世話になった「さきはら荘」


西表島・石垣島オフ会2010
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by issun_no_mushi | 2012-05-04 19:21 | 鱗翅目・蝶・八重山

タイワンシロチョウ・クロテンシロチョウ

忘れない内に、GWの八重山の成果を断続的に掲載する。
今回はシロチョウ科。

西表島ではタイワンモンシロチョウも狙うが果たせず、代わりに石垣島で想定外のタイワンシロチョウに初めて出会えた。
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◆タイワンシロチョウ(沖縄県 5月上旬)
与那国には定着し、他の島でも稀に見られるシロチョウ。
ナミエシロチョウやカワカミシロチョウ同様、南方系のAppias属。

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↑ナミエシロチョウ

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↑ウスキシロチョウ

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◆クロテンシロチョウ(同上)
2005年以来の再会だった。八重山に定着しつつある模様。

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↑クロテンシロチョウ幼虫

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↑ツマベニチョウ

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↑ツマベニチョウ幼虫 小さいながら、蛇に擬態しているとしか思えない。

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↑モンシロチョウ 八重山では迷蝶の位置付けとか

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↑モンシロモドキ これは昼行性の蛾。

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↑ミナミキチョウ

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↑タイワンキチョウ

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by issun_no_mushi | 2010-06-30 22:40 | 鱗翅目・蝶・八重山