一寸の虫にも五分の魂

issun.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:鱗翅目・蝶・高山蝶( 12 )

オオイチモンジ

真神ゆさんと、久々オオイチモンジに会いに長野に遠征した。
オオイチモンジは、北海道と本州中部の一部に棲息する擬高山種(高山帯に似た環境に棲むが生活圏は森林限界より下)の高山蝶だ。

本州(長野、群馬、山梨各県)では全域で採集禁止種となっている。
しかし・・・時々、いい年をした大人が密猟して捕まっている

私は研究や探求の為に採集すること自体は基本的に否定しないが、絶滅の原因になるほど採集圧を加えたり、節操なく多数の命を無駄に奪ったり、法を犯す行為は論外だ。

こういう輩の行為が、必要以上に法規制を生み、厳重化させ、全ての順法自然愛好家達に多大な迷惑を及ぼしている。

b0033112_1535115.jpg

b0033112_15352246.jpg

b0033112_15354395.jpg

b0033112_15361190.jpg

◆オオイチモンジ♂(7月 長野)
♂は吸水(水だけではなくミネラルを摂取)する為に、コムラサキ等に混じって地表に降りている。
b0033112_15363276.jpg

b0033112_1537761.jpg

b0033112_15372398.jpg

b0033112_1538862.jpg

◆オオイチモンジ♀(同上)
♀は♂より大きく、白帯が太い。♂と違って地表には降りない。この個体は食樹ドロノキに産卵していた。


→北海道産2005年


→高山蝶のページ

→ホームページ
[PR]
by issun_no_mushi | 2012-08-09 15:42 | 鱗翅目・蝶・高山蝶

クモマツマキチョウ

昨年は天候に恵まれず断念した高山蝶クモマツマキチョウに挑戦する為、真神ゆさんと信州に赴いた。
途中は晴れていたものの、山に到着直後は傘が必要な本降り。またダメかと諦めかけたが、天候
も徐々に好転し、初めて撮影することが出来た。
b0033112_21243424.jpg

b0033112_2125265.jpg

◆クモマツマキチョウ飛騨山脈亜種♂(長野6月初)
平地のツマキチョウ同様に、♂は前翅端が橙色だが、♀は橙色部は無い。
後翅裏はツマキチョウ同様に草色の斑紋があり、翅を閉じて止まると保護色になる。
本州中部山地の一部にだけ産する高山蝶。
これで本州の高山蝶は全種クリアできた。
残る高山蝶は北海道の2種だがどうなることやら・・・

b0033112_21272469.jpg

b0033112_21275087.jpg

↑ツマキチョウ(神奈川 過去画像)
 この蝶は平地に分布する。

b0033112_2130610.jpg

b0033112_21384866.jpg

↑コツバメ(長野6月初)
 クモマツマキチョウを待っていて何頭も出会った。
 欠けた翅から翅表の色が見える。
 今春は平地で会い損なったが、遅れて高地で出会うことができてラッキーだった。
 やっぱり「標高」はタイムマシンだ。

→高山蝶

→ホームページ
[PR]
by issun_no_mushi | 2010-06-09 21:39 | 鱗翅目・蝶・高山蝶

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願い申し上げます

2008年迄に撮影した日本の蝶は189種になりました。
2009年は何種に会えるかな。

b0033112_0381031.jpg

◆タカネキマダラセセリ
2008年に出会えた中で特に印象深かった高山蝶

b0033112_038317.jpg

◆ウシカメムシ
虫で牛の名を持つ種は少ない為、結局これの出番。

→ホームページ
[PR]
by issun_no_mushi | 2009-01-01 00:39 | 鱗翅目・蝶・高山蝶

タカネキマダラセセリ

タカネヒカゲに続き、本州で未撮影の高山蝶タカネキマダラセセリに挑んだ。
今回は真神ゆさんと2人。天気を心配しつつ夜中に出発し、日の出前に駐車場に着いた。
標高差約700m。片道2時間半のプチ登山だったが、思ったよりもきつかった。

タカネキマダラセセリは数が少なく、時期的にピークを過ぎていたが、のべ10頭ほど会えた。
予想外のオオゴマシジミにも会うことができた。
b0033112_21244657.jpg

b0033112_21375042.jpg

b0033112_213831100.jpg

■タカネキマダラセセリ飛騨山脈亜種(2008/8長野県)
北海道でカラフトタカネキマダラセセリを撮って以来、いつか会いたいと狙っていた。
小さい身体ながら攻撃的で、テリトリに入る蝶は大きさにかかわらず迎撃していた。
大人しい個体に手乗りしてもらった。
b0033112_2126214.jpg

■オオゴマシジミ(2008/8長野県)
この辺にいるとは聞いていたが偶然1頭出会えた。
幼虫は蟻の巣で蟻の幼虫を喰って育つ、蟻依存の希少種。

b0033112_2128414.jpg

↑クモマベニヒカゲ

b0033112_21293714.jpg

↑ベニヒカゲ

b0033112_21304253.jpg

↑コヒョウモン

b0033112_21313176.jpg

↑キバネセセリ
帰路の立寄り湯の展望浴室に紛込んでいたのを救出がてら撮影させてもらった。

b0033112_21322944.jpg

↑コカメノコテントウ
標高が高いところにいたので、もしやと思ったら、平地のヒメカメノコテントウとは別種のコカメノコテントウだった。北海道以来の出会い。
[PR]
by issun_no_mushi | 2008-08-20 21:38 | 鱗翅目・蝶・高山蝶

タカネヒカゲ

今夏は、未撮影だった本州中部の高山蝶2種タカネヒカゲ、タカネキマダラセセリに挑んだ。
まずは飛騨山脈のタカネヒカゲ。
数が少なく、時期が遅かった為ボロの個体が大半だが、片道4時間半の登山で会えて感激した。
副産物はクモマベニヒカゲ、ミヤマモンキ等。
b0033112_21223274.jpg

b0033112_21243430.jpg

b0033112_2125149.jpg

b0033112_21254760.jpg

■タカネヒカゲ飛騨山脈亜種(2008/8長野県)
2005年にダイセツタカネヒカゲに会った勢いで八ヶ岳亜種を狙ったが果たせなかった。
今夏に亜種は異なるものの標高差1200mの登山でようやくリベンジが叶った。
同行頂いた登山好きの先輩に感謝。

b0033112_21274474.jpg

b0033112_21292057.jpg

■ミヤマモンキチョウ飛騨山脈亜種(2008/8長野県)
浅間山亜種は何度か撮っているが、飛騨山脈亜種は初の撮影。

b0033112_2130115.jpg

↑クモマベニヒカゲ

b0033112_21305973.jpg

↑ベニヒカゲ


→高山蝶

→ホームページ
[PR]
by issun_no_mushi | 2008-08-13 21:33 | 鱗翅目・蝶・高山蝶

高山蝶

生物の名前に共通で使われる形容に「ミヤマ」(深山)という表現がある。
種によっては平地に棲息しており、ミスマッチな感じが否めない。
しかし、今回の2種は亜高山帯でないと会えない、まさに深山の蝶だ。
2007/7長野県

高山蝶の定義は明確ではなく、いくつかの解釈がある。
当サイトの解釈はホームページの特集→高山蝶をご参照下さい。
→<高山蝶>

b0033112_0125316.jpg

■ミヤマモンキチョウ♀
3年ぶりに会いに行った。今回は真神ゆさんとプチ登山に臨んだ。
曇天で頭数が少なかったが、活性が抑えられ幸運だったことにしよう。

→前回のミヤマモンキチョウ

b0033112_0231624.jpg

↑平地で会えるモンキチョウ♀
違いについては下記参照。
→ <似た蝶の区別>

b0033112_0132729.jpg

■ミヤマシロチョウ♂
新鮮な♂ばかり5頭ほど見かけた。今年は発生が遅めな様だった。
北海道のエゾシロチョウに近い仲間だが、食樹が多くない為か本州のミヤマシロは風前の灯だ。

→前回のミヤマシロチョウ

b0033112_0172688.jpg

↑北海道特産種のエゾシロチョウ(2005/7北海道)
バラ科を食樹とする為、北海道では普通種。むしろ害虫扱いに近い。

b0033112_0263159.jpg

↑ミヤマ2種と混じって比較的多くに会えたコヒョウモンモドキ


「相模国の自然スケッチ」ホームページ
http://www.geocities.jp/issun_no_mushi/
[PR]
by issun_no_mushi | 2007-08-09 00:29 | 鱗翅目・蝶・高山蝶

山梨にて

まだ残暑が厳しいが、虫の世界も夏から秋に移ってきている。
蝶界は成虫越冬するタテハの仲間が増えてきた。
2005/9山梨県
b0033112_0385433.jpg

■キベリタテハ
北方系の蝶。
関東甲信越では高地に行かないと出会うことが難しい。
b0033112_039126.jpg

■シータテハ
キタテハに似ているが別種。
後翅裏の白斑が「C」の字に似ている故の命名。

b0033112_0454218.jpg

↑キタテハ秋型

b0033112_047750.jpg

↑シータテハ裏

b0033112_0475928.jpg

↑エルタテハ裏

「相模国の自然スケッチ」の過去の表紙から
http://www.geocities.jp/issun_no_mushi/
[PR]
by issun_no_mushi | 2005-09-11 00:48 | 鱗翅目・蝶・高山蝶

八ヶ岳

八ヶ岳のお花畑(標高約2800m)まで蝶に会いに行って来た。
お目当てのタカネヒカゲはお預けだったが、クモマベニヒカゲには会うことができた。

下山開始時に、こむらがえりになった際、梅干を分けて下さった見ず知らずの小母様。深く御礼申し上げます。効きましたよ。
もちろん、(無理に)同行頂いた、飯より登山が好きな先輩にも感謝、感謝です。
2005/8長野県

b0033112_0412598.jpg

■クモマベニヒカゲ
ベニヒカゲよりずっと少なかった。
後翅裏の純白斑が区別ポイント。卵から丸2年がかりで成長する。

b0033112_0471792.jpg

↑ベニヒカゲ

b0033112_041853.jpg

b0033112_0433726.jpg

■エルタテハ
裏の「Lの字」が名の由来。
稜線はクジャクチョウやエルタテハ等のタテハ類が目立っていた。

b0033112_0453963.jpg

↑お花畑の脇にいたクジャクチョウ


「相模国の自然スケッチ」の過去の表紙から
http://www.geocities.jp/issun_no_mushi/
[PR]
by issun_no_mushi | 2005-08-14 00:48 | 鱗翅目・蝶・高山蝶

キベリタテハ

b0033112_21551256.jpg


2004年8月上旬、長野県にて
これも生まれて初めての出会い。高速代払って片道4時間運転した甲斐があった。

この蝶に会えると思っていなかったので、目の前に飛来した時はややパニック。
そういう時に限って電池切れ。またかマーフィーの法則!


自サイト「相模国の自然スケッチ」の過去の表紙から
http://www.geocities.jp/issun_no_mushi/
[PR]
by issun_no_mushi | 2004-09-26 21:59 | 鱗翅目・蝶・高山蝶

ベニヒカゲ

b0033112_21455266.jpg

2004年8月上旬、長野県にて
これも生まれて初めての出会い。
本来はお盆の頃に発生する蝶らしいが、今年は発生が早かった。

ヒカゲチョウにしては派手目。
朝方、数も少なく敏感で撮影に苦慮したが、昼近くには一杯飛び出した。


自サイト「相模国の自然スケッチ」の過去の表紙から
http://www.geocities.jp/issun_no_mushi/
[PR]
by issun_no_mushi | 2004-09-26 21:51 | 鱗翅目・蝶・高山蝶