一寸の虫にも五分の魂

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カテゴリ:鱗翅目・蛾( 54 )

ミノウスバ

ミノウスバはマダラガ科の蛾。
関東平地では6月頃に幼虫が現れ、11月頃に羽化して成虫が現れる。
年1化。卵越冬。翅は透明で、昼に活動する。
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◆ミノウスバのペア(11月 神奈川)
左側の♀は枝に産卵中。卵に尾毛を被せて保護している。♂はガード中。
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◆ミノウスバ♂(同上)
♂の触角は櫛状になっている。♀のフェロモンを探知する為だろう。
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↑マユミ
ミノウスバの食餌はマユミ等のニシキギ科。


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by issun_no_mushi | 2017-12-10 21:23 | 鱗翅目・蛾

ヒメアトスカシバ

植物の葉などに擬態する虫は多い(隠蔽擬態)。
一方で、毒のある虫や、攻撃的な虫に擬態する虫がいる(ベイツ型擬態)。
スカシバガ科スカシバガ亜科の場合は蜂に擬態(ベイツ型擬態)していると思われる。
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◆ヒメアトスカシバ交尾(8月 神奈川)
左が♀。幼虫の食餌はヘクソカズラ。
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◆ヒメアトスカシバ♀(同上)
交尾解除後の♀。一見して蜂っぽい。
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↑ヒメアトスカシバ♂

<スカシバガ亜科>
→キタスカシバ
→モモブトスカシバ
<隠蔽擬態の例>
→アケビコノハ・キマエコノハ
→コノハチョウ・イシガケチョウ
<ベイツ型擬態の例>
→カバマダラ(アゲハモドキ、シロオビアゲハ等)


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by issun_no_mushi | 2017-08-21 19:05 | 鱗翅目・蛾

サラサリンガ・キマダラコヤガ

「残り香」という言葉があるが・・・早朝の灯火では「残り蛾」が狙える。

最近の灯火はLED率が増えている為、灯火で命を失う虫が減り、かつ、省エネ的にも良いことなのだろうが・・・
昆虫観察の機会が減る一方で寂しい。
今回の遠征でも有力な灯火がなくなっていた。
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◆サラサリンガ(7月静岡)
 本州から九州に分布。初夏に現れる。 幼虫の食餌はブナ科。
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◆キマダラコヤガ(7月山梨)
 北海道から九州に分布。夏に現れる草原性の蛾。幼虫の食餌はヒルガオ科らしい。

以下、今回の遠征で会えた蛾達を(同定が微妙な種も含みますのでご注意下さいw)
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↑ヒロオビトンボエダシャク
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↑フトフタオビエダシャク
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↑キオビエダシャク
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↑ハスオビカバエダシャク
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↑オオハガタナミシャク
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↑ウスアオシャク
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↑ツマトビシロエダシャク
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↑ツメクサガ
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↑ギンモンスズメモドキ
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↑モンクロシャチホコ
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↑ツマキシャチホコ
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↑シロシャチホコ
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↑アオバシャチホコ
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↑アオスジアオリンガ
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↑クロオビリンガ
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↑シロシタホタルガ
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↑ルリハダホソクロバ
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↑ホシベニシタヒトリ(訂正済)
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↑シロヒトリ
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↑ゴマダラベニコケガ
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↑ヒメキホソバ
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↑ハラアカマイマイ♀
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↑ウチジロマイマイ♀
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↑ナシイラガ
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↑ヒメハイイロカギバ
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↑ホソオビヒゲナガ♀
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↑オビカレハ♂
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↑クヌギカレハ幼虫
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↑クワゴ幼虫
 カイコの原種
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↑オオアトキハマキ
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↑オオボシオオスガ
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↑シロテンキノメイガ
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↑ゼニガサミズメイガ
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↑ミカドマダラメイガ


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by issun_no_mushi | 2017-07-22 15:17 | 鱗翅目・蛾

マドガ・カノコガ

蝶は昼に活動し、 蛾は夜に活動する・・・というのは偏見。
先日掲載したイカリモンガも含め、昼に活動する蛾もいる。
彼らは灯火では見たことがない。
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◆マドガ(5月 神奈川)
北海道~九州に分布。マドガ科マドガ亜科。
食餌はボタンズル。日本固有種。
和名の由来は、翅の白い部分から「窓蛾」となったらしい。
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◆カノコガ(6月 神奈川)
北海道~九州に分布。ヒトリガ科カノコガ亜科
和名の由来は「鹿の子」模様らしい。
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↑カノコガ幼虫(過去画像)
食餌はシロツメグサ等の草本らしい。
実際にシロツメグサの枯れた花を喰っている幼虫を見たことがある。


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by issun_no_mushi | 2017-06-18 22:11 | 鱗翅目・蛾

ブドウオオトリバ・ベニヒラタムシ

スジモンフユシャク探索の際に早くもトリバガを見かけた。
前翅の色が薄いが、おそらく昨11月に長野でも出会った ブドウオオトリバと思う。
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◆ブドウオオトリバ(2月神奈川)
北海道~九州に分布。食餌はブドウ科。
資料によっては発生時期が春~秋とされているが、早くも見られた。
後脚の形状が特徴的。
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◆ベニヒラタムシ(2月神奈川)
北海道~九州に分布。
資料によっては発生時期が春~秋とされているが、早くも見られた。


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by issun_no_mushi | 2017-03-29 21:41 | 鱗翅目・蛾

フサヒゲオビキリガ・カシワオビキリガ

フユシャク以外にも成虫で越冬している蛾はいる。
フユシャクの成虫は口吻が退化しており摂食はしない。
しかし、キリガ等のヤガ科は気温次第で活動し、花などで吸蜜もする。
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◆フサヒゲオビキリガ(12月 埼玉)
北海道~四国に分布。12~4月頃。食樹はブナ科。
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◆カシワオビキリガ(12月 埼玉)
本州~九州に分布。11~4月頃。食餌はブナ科。
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↑ノコメトガリキリガ(12月 埼玉)
北海道~九州に分布。秋の蛾だが年末にも見られた。食餌はバラ科。
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↑ナワキリガ(12月 神奈川)
ギフチョウの命名者である名和氏の名を冠するキリガ。
本州~沖縄に分布。10~4月に発生。食餌はブナ科。


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by issun_no_mushi | 2017-02-16 22:55 | 鱗翅目・蛾

謹賀新年2017

旧年中は大変お世話になりました
2017年もよろしくお願い致します
皆様のご多幸と虫運を祈ります

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↑ブドウオオトリバ(11月 長野)
漢字で書けば「葡萄大鳥羽」。
トリバガ科。開帳20mm。本州・九州に分布。食餌はブドウ科。

◆トリバガ(鳥羽)科
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↑ブドウトリバ
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↑フキトリバ
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↑ヒルガオトリバ
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↑ナカノホソトリバ
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↑シラホシトリバ
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↑シロトリバ

◆ニジュウシトリバ(二十四鳥羽)科
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↑ニジュウシトリバ
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↑ヤマトニジュウシトリバ
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↑和名未定種(沖縄産)
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by issun_no_mushi | 2016-12-31 20:21 | 鱗翅目・蛾

クシヒゲシャチホコ・ウスズミカレハ

11月初旬、フユシャクの未見♀を狙って長野高地に遠征。
ヤママユガ科の発生は既に終わり、晩秋の林に面した深夜の灯火には、シャクガ科以外も飛来していた。
いずれの種も、ぴったりの和名と思う。

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◆クシヒゲシャチホコ♂(11月長野)
北海道から九州に分布。年1化で晩秋に出現。食餌はカエデ科、カバノキ科。♂は触角が立派。

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↑♀は触角が紐状

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◆ウスズミカレハ(同上)
北海道から九州に分布。年1化で晩秋に出現。食餌はバラ科、カバノキ科。シックなカレハガ。


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by issun_no_mushi | 2016-11-19 11:27 | 鱗翅目・蛾

カバエダシャク・ニトベエダシャク

11月初旬、フユシャクの未見♀を狙って、久々チーム埼玉・神奈川メンバで長野高地に遠征した。
まだ降雪はないものの、夜は温度計が2℃を指す中、秋の蛾と初冬の蛾が混って発生していた。
まずは秋のシャクガから。

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◆カバエダシャク交尾(11月長野)
北海道から九州まで分布する。多食性。
年1化で、晩秋~初冬に発生する。
樺色が和名の由来と想像できる。枯葉の時期に似合う蛾。

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↑♂
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↑♀

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◆ニトベエダシャク(同上)
本州から九州に分布する。多食性。年1化で、晩秋に発生する。
独特のツートンカラーが特徴的な種。


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by issun_no_mushi | 2016-11-16 21:23 | 鱗翅目・蛾

ミノウスバ

今年は気温が高めで、秋の蛾の出現が遅れ気味と思ったが・・・
結果的に若干の遅れはあったものの、ほぼ例年通りの模様。

ミノウスバも先週まで見られなかったが、一気に出現してきた。
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◆ミノウスバ♂(11月埼玉)
北海道から九州まで分布する。食餌はニシキギ科。年1化。昼行性。
♂は♀を探して食樹付近を飛び回る。飛んでいると蜂に似ている。
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◆ミノウスバ♀産卵(同上)
食樹のマサキに産卵する♀。卵は尾毛でおおわれている。
♀は♂より色が薄く、あまり飛び回らない。
周辺に他の食樹が無い場合、同じ食樹で累代している可能性が高いが問題はないのだろうか。


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by issun_no_mushi | 2016-11-06 14:43 | 鱗翅目・蛾