一寸の虫にも五分の魂

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神秘

昨夜までの雨も上がり、太陽が顔を出した土曜日。
もう、飛ぶ虫はまばらになってきた。
            2004/11/20神奈川県
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◆キタテハ秋型
関東ではポピュラーなタテハ。羽を広げて日向ぼっこしていた。
秋型は夏型より羽がギザギザで成虫越冬する。食草はカナムグラ。

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◆オオカマキリ産卵
久しぶりにオオカマキリの産卵シーンに出会えた。
この季節の神秘的な風物詩だ。来春の無事な孵化を祈った。

※自サイト「相模国の自然スケッチ」の過去の表紙から
http://www.geocities.jp/issun_no_mushi/
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# by issun_no_mushi | 2004-11-27 20:35 | 網翅目(カマキリ)

木枯らし

この日、関東は晴れだが木枯らしが吹き気温も低めだった。
それでも陽だまりで少数の蝶達ががんばっていた。
  2004/11/13神奈川県
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◆ツマグロヒョウモン♀
南方から北進中の蝶で神奈川にも最近定着した模様。
越冬は若齢幼虫。食草はスミレ科。
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◆ウラナミシジミ♂
これも南方から来て関東南部に定着した蝶。
成虫は更に北進して産卵するが、幼虫は越冬できずに死滅する。
これを繰り返しつつ少しずつ北上を果たしている。食草はマメ科。

※自サイト「相模国の自然スケッチ」の過去の表紙から
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# by issun_no_mushi | 2004-11-20 23:04 | 鱗翅目・蝶

晩秋

秋も終盤を迎え、そろそろ虫達も越冬準備をはじめている。
 2004/11/03神奈川県

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◆ホソミオツネントンボ♀
 一見すると、普通のイトトンンボだが、「細身越年蜻蛉」という名の通り、成虫で越冬する。春になると♂は全身が青くなる。

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◆アカタテハの蛹
 カラムシの巣に隠れていた蛹。
越冬形態は主に成虫である為、もうすぐ羽化すると思われる。


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# by issun_no_mushi | 2004-11-14 15:56 | 蜻蛉目(トンボ)

秋の蝶

蝶には春から夏に発生する種が多いが、秋に多く姿を見かける種もいる。
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◆ウラナミシジミ♀
 関東南岸までは定着してきた様だが、それより北では越冬ができず死滅してしまう。
それでも成虫は北進し、東北地方まで進出する。そうやって少しずつ北上を果たしている。
   2004/10/16山梨県

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◆ヒメアカタテハ
 越冬形態は一定ではなく、成虫や幼虫で越冬する様だ。
今年の冬は2月中旬に越冬成虫に会えた。
   2004/10/29神奈川県

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# by issun_no_mushi | 2004-11-07 16:23 | 鱗翅目・蝶

雪虫

最近、天気予報と週末の天候が一致しない気がする。
晴れの天気予報に林道に出かけたら、曇って薄ら寒かった。
虫達も鳴りを潜めていたが・・・雪虫だけがフワフワ飛んでいた。
2004/10/23神奈川県
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◆雪虫(トドノネオオワタムシ)
雪虫と呼ばれているのは、実はトドノネオオワタムシというアブラムシ(アリマキ)の1種だ。
夏はトドマツ、冬はヤチダモに寄生する。春と秋には、それら2種の植物の間を移動する為に有翅型が発生し、飛行して移動する。
そして、晩秋の有翅型を特に「雪虫」と呼ぶ。昔の日本人の命名センスは粋に溢れている。
四季を楽しむゆとりが感じられる。見習うべきかもしれない。

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# by issun_no_mushi | 2004-10-31 22:14 | 半翅目(蝉・亀虫)

天蚕三昧

山梨で灯火撮影した。霜が降りて寒かったが、思いの他、天蚕三昧できた。
2004/10/16山梨県
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◆ヒメヤママユ♂
10~11月に発生。卵越冬。食樹はサクラ等。
茶系にもかかわらず、カラフルで派手な印象を受ける。
ヒメというだけあってヤママユより小さい。

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◆ウスタビガ♂
10~11月に発生。卵越冬。食樹はサクラ等。
♂はこの様な茶褐色や黄褐色など変化があるが、♀は黄色のみ。
繭は緑色で独特の形でヤマカマスと称する。

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◆クスサン♂
8~9月に発生。卵越冬。食樹はクリ等。
羽の色合の変異は著しい。この個体は羽化から日を経て羽が痛んでいた。
繭は網目状でスカシダワラと称する。

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# by issun_no_mushi | 2004-10-24 22:43 | 鱗翅目・蛾・野蚕

雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ

今年は上陸する台風が多い。
虫は一見小さく弱そうな存在だが、台風すら耐え忍ぶタフさを持つ。
                         2004/10/10神奈川県

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◆雨宿り中のヤマトシジミ♂
普段は曇っていても飛回っているヤマトシジミも流石に葉に隠れて雨宿り。
よくぞ台風に耐えた。

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◆チャドクガ♂の裏側
風雨を避け終日窓ガラスに着いていた。意外と可愛い目をしているが・・・
チャドクガは卵から成虫まで「毒毛」を持つのでご注意を。

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# by issun_no_mushi | 2004-10-17 23:00 | 鱗翅目・蝶

ミクロな忍者

ミクロ界には名のある忍者が大勢いる。
その多様さと巧みさには、ただただ驚嘆するばかり。
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2004年10月初 神奈川県
◆クルマバッタモドキ
 「~モドキ」というのは「~に模している」という意味。
昔のTV番組(マグマ大使だったか)の敵の下っ端キャラ「人間もどき」を思い出す。
 クルマバッタモドキは、飛ぶ時に見える後羽に、本家のクルマバッタによく似た半円模様がある為この名がある様だ。そもそもこの半円模様が「クルマ」の由来らしい。
 このバッタを忍者と見る所以は、クルマバッタに化け、その上、全身が迷彩模様という点である。
何と言っても、目まで迷彩なのが凄い。

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2004年10月初 神奈川県
◆オナガグモ
 体長は20~30mm程度の細長いクモ。
メッシュ型の巣は張らずに、粘らない糸を葉や枝の間に張って、その上で全身を小枝に擬態して待伏せ、糸を近道として渡って来る他の小型クモを捕食する。
 そもそもクモは全種が忍者と呼べる素質を持っているが、このクモは、罠を張り、一本の糸の上で擬態、待伏せ、捕食を行う点で、器用さが秀でていると感じた。

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# by issun_no_mushi | 2004-10-10 15:59 | 直翅目(バッタ)

ミクロでドラマチックな世界

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2004年9月神奈川県
ヒガンバナにはアゲハ類がよく集まるので、ヒガンバナ群生地に行くと、つい巨視的に・・・
しかし、ちょっと視点を変えたら、蕾に止って交尾するヤマトシジミのペアが。
ヤマトシジミは庭でも繁殖しているが、バックが違うとこうも趣も変わるものか。

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2004年9月神奈川県
草むらを好むナガコガネグモ♀が、同じく草むらを好むヒメウラナミジャノメを捕食。
弱肉強食は意外と身近なテーマ。

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# by issun_no_mushi | 2004-10-03 11:13 | 鱗翅目・蝶

ヒガンバナに集まる黒系アゲハ

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2004年9月中旬 神奈川県にて
今年は季節の変化が早く、ヒガンバナももう終りだった。
ヒガンバナにはアゲハ類がよく集まるので花の開花時期は撮影チャンス。

ここではカラスアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハが交互に飛来して、時々激しいバトルを繰返していた。どうりで羽が痛むわけだ。
モンキアゲハは本州最大のチョウで、カラスアゲハより一回り大きく貫禄がある。

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# by issun_no_mushi | 2004-09-27 00:27 | 鱗翅目・蝶