一寸の虫にも五分の魂

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求愛

啓蟄から1週間を経て、やっと、神奈川で今年初の蝶に会えた。
花粉が見えそうなほど飛んでいて車窓一面に積もっていた。
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■キタテハ求愛
越冬明けキタテハに複数会えた。偶然、求愛中のカップルにも遭遇した。
左が♂、右が♀。残念ながら、結局は不成立だった。
2005/03/12神奈川県
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■リュウキュウアサギマダラ♀
本州で会えるマダラチョウ科は、渡りをすることで有名なアサギマダラだけだが、
八重山ではオオゴマダラ、カバマダラ、クロスジカバマダラ等、複数のマダラチョウ科に会えた。
皆、体内に食草の毒素を溜めている為か、飛び方も余裕を感じる。
2005/02/27沖縄県

※自サイト「相模国の自然スケッチ」の過去の表紙から
http://www.geocities.jp/issun_no_mushi/
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# by issun_no_mushi | 2005-03-19 16:27 | 鱗翅目・蝶・八重山

八重山Ⅱ

3/5啓蟄ということで近くの公園を散策した。
人工池に今年もアカガエルの卵が産み付けられていた。
まだ風は冷たく蝶は見かけない。
樹のプレートの裏にはカメノコテントウとクサギカメムシが隠れていた。
花粉が飛んでいた様でクシャミが止らず長居できなかった。

前週に引続き八重山の蝶を紹介する。2005/02/27沖縄県
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■ベニモンアゲハ
沖縄以北には棲息せず、八重山と宮古地域で見られるアゲハチョウ。
ジャコウアゲハと近い分類の蝶で、食草はジャコウアゲハ同様リュウキュウウマノスズクサ等。

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■ジャコウアゲハ八重山亜種
ジャコウアゲハや、カラスアゲハ、クロアゲハ等では、本州とは異なる八重山亜種が見られる。
南方へ行くほど季節変化はなくなり、派手になる傾向がある様だ。

※自サイト「相模国の自然スケッチ」の過去の表紙から
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# by issun_no_mushi | 2005-03-12 23:48 | 鱗翅目・蝶・八重山

八重山Ⅰ

今年は春が遅いらしい。桜前線も神奈川は4/1とか。
冬はいわゆる雨季で時期は悪かったが、蝶に会いに八重山に出向いた。
2005/02/27沖縄県
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■オオゴマダラ
石垣市の「市の蝶」。周年発生。日本の蝶としては最も大きい部類。
その存在感や育て易さから日本中の「蝶の温室」等で飼育している。
マダラチョウ科の特徴として毒性のある植物を食草とする為、鳥等に捕食され難く、飛び方が優雅。
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■オオゴマダラ幼虫・蛹
オオゴマダラは金の蛹が有名だが幼虫もこの通り警告色で派手。
食草はホウライカガミ。

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# by issun_no_mushi | 2005-03-06 00:11 | 鱗翅目・蝶・八重山

春よ来い

なかなか散策日和にならない。
今週末は雪と雨続きで散策は断念。引続き先週の画像から。
                      2005/02/12神奈川県
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■クロヒラタアブ
公園で唯一飛翔していた被写体。
冬期もハナアブやヒラタアブ、ハエ等は成虫で越冬し、暖かい日は飛翔している。
ヒラタアブの成虫は花の蜜を吸うが、幼虫はアリマキを食す益虫だ。
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■イシノミ
樹名プレートの裏で越冬中で、覗いた瞬間、敏感な個体はピンと跳ねる。
まるで陸の海老といった姿だが、これでも立派な昆虫だ。

昆虫の変態タイプには、蝶・蛾や甲虫、ハチ等の様に蛹の時期をもつ「完全変態」、
バッタやセミ、トンボなどの様に、羽化はするが蛹の時期が無い「不完全変態」、
そしてイシノミの様に羽化も蛹化もせず、孵化から成虫まで脱皮を繰返して成長し
姿は変らない「無変態」がある。

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# by issun_no_mushi | 2005-02-28 23:27 | 双翅目(蝿・虻・蚊)

集団越冬

例年ならそろそろ越冬蝶に会える時期だが・・・今年はまだ風が冷たい。
飛んでいたのは、クロヒラタアブとハエくらいだった。
2005/02/12神奈川県
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■異種集団越冬
公園の樹名プレートは昆虫にとって良い越冬場所になっている。
ここも呉越同舟・満員御礼だった。
左からミヤマオビオオキノコムシ、クロウリハムシ、クサギカメムシ、ヤニサシガメ幼体。
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■オナガグモ
オナガグモが枝に擬態していた。
いつ見てもユニークな体形だ。


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# by issun_no_mushi | 2005-02-20 09:59 | 蜘蛛綱(クモ、ダニ)

梅の宝石

梅の花がチラホラ咲き始めた。
啓蟄までにはまだ1ヶ月あるが植物が始動すれば、動き出す虫も出てくる。
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■アカホシテントウ
毎年この時期になると梅を見に出かけるが、主目的はこのテントウムシ。
地味な色合だが、黒地に半透明な赤い紋様が、シックな宝石の様だ。
図鑑によっては5月から発生等と記載されているが、実際には成虫越冬するので
2月にも会える。この頃が産卵期らしい。

幼虫・成虫共、タマカタカイガラムシを食すので梅の樹等にとっては益虫となる。
ただし、アカホシテントウやキイロテントウは農薬には弱いそうなので、探すなら、
無農薬の梅の樹が望ましい。
2005/02/05神奈川県

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# by issun_no_mushi | 2005-02-12 23:22 | 鞘翅目(甲虫)

冬尺Ⅲ

冬は、他のほとんどの昆虫にとっては耐える時期であり、活動を止める時期になる。
しかし、冬尺は冬に羽化・繁殖する稀な存在と言える。
種類によって発生時期も異なり、タイミングを誤ると次の冬まで成虫に会えない。
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■シロフフユエダシャク♂
晩冬から早春にかけて発生するエダシャク亜科の冬尺。
幼虫はブナ科を食樹とし、北海道~九州まで広く分布する。
                2005/01/22神奈川県
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■クロバネフユシャク♂
先週の川崎から2度目の出会い。
こもれ陽がさし込む公園の木製テーブルの上で日光浴をしていた。
1944年に新種として発見された種で、古い資料では東京・神奈川・埼玉等に分布とされている。
1月中旬~3月上旬に発生する。
                2005/01/28神奈川県

→フユシャク図鑑

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# by issun_no_mushi | 2005-02-05 17:47 | 鱗翅目・蛾・冬尺

冬尺Ⅱ

冬の公園で虫を探していると、通行人に奇異な目で見られる時がある・・・
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■ウスバフユシャク♂
年末にチャバネフユエダシャク等に会った公園に出かけた。
フユシャクは種類で発生する時期が異なる。
今日は年末とは異なる種(♂4種、♀1種)に会えた。
                2005/01/22神奈川県

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ウスバフユシャククロバネフユシャク♀
フユシャクの♀は体温維持の為、羽が退化し、一見蛾に見えない。
樹の幹等で♂の飛来を待つ。
                2005/01/22神奈川県

→フユシャク図鑑

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# by issun_no_mushi | 2005-01-28 20:53 | 鱗翅目・蛾・冬尺

探索眼

冬の公園は鳥を多く見かけるが、虫はなかなか目につかない。
しかし、モズなどはしっかり虫を見つけてハヤニエにしている。
鳥の探索眼が羨ましい。

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■イチモジフユナミシャク♂
ナミシャク亜科のフユシャク。ソメイヨシノの幹に止っていた。
冬に発生するシャクガ科の蛾をフユシャクと総称し、3亜科約30種いる。
                         2005/01/10神奈川県

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■エサキモンキツノカメムシ
成虫で越冬中。
背中のハートマークが有名なカメムシだが、母虫が卵を守ることでも知られている。
無事な越冬を祈りたい。
                         2005/01/10神奈川県

→フユシャク図鑑

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# by issun_no_mushi | 2005-01-22 21:54 | 鱗翅目・蛾・冬尺

越冬ポイント

暖冬とは言え冬は冬。
座していては昆虫に会えないので、越冬ポイントを覗いて歩いた。
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■クサギカメムシ
毎冬、樹皮裏等で出会うお馴染。成虫で越冬するカメムシ。
同じ場所で、クヌギカメムシは卵越冬、ヨコヅナサシガメやヤニサシガメは幼虫越冬していた。
           2005/01/03神奈川県
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■トホシテントウ幼虫群
林道の杭の北側にトホシテントウ幼虫が群れていた。
食草のカラスウリが秋まで栄えていた場所だった。
           2005/01/02神奈川県

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# by issun_no_mushi | 2005-01-16 15:49 | 半翅目(蝉・亀虫)