一寸の虫にも五分の魂

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冬尺Ⅲ

冬は、他のほとんどの昆虫にとっては耐える時期であり、活動を止める時期になる。
しかし、冬尺は冬に羽化・繁殖する稀な存在と言える。
種類によって発生時期も異なり、タイミングを誤ると次の冬まで成虫に会えない。
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■シロフフユエダシャク♂
晩冬から早春にかけて発生するエダシャク亜科の冬尺。
幼虫はブナ科を食樹とし、北海道~九州まで広く分布する。
                2005/01/22神奈川県
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■クロバネフユシャク♂
先週の川崎から2度目の出会い。
こもれ陽がさし込む公園の木製テーブルの上で日光浴をしていた。
1944年に新種として発見された種で、古い資料では東京・神奈川・埼玉等に分布とされている。
1月中旬~3月上旬に発生する。
                2005/01/28神奈川県

→フユシャク図鑑

※自サイト「相模国の自然スケッチ」の過去の表紙から
http://www.geocities.jp/issun_no_mushi/
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# by issun_no_mushi | 2005-02-05 17:47 | 鱗翅目・蛾・冬尺

冬尺Ⅱ

冬の公園で虫を探していると、通行人に奇異な目で見られる時がある・・・
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■ウスバフユシャク♂
年末にチャバネフユエダシャク等に会った公園に出かけた。
フユシャクは種類で発生する時期が異なる。
今日は年末とは異なる種(♂4種、♀1種)に会えた。
                2005/01/22神奈川県

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ウスバフユシャククロバネフユシャク♀
フユシャクの♀は体温維持の為、羽が退化し、一見蛾に見えない。
樹の幹等で♂の飛来を待つ。
                2005/01/22神奈川県

→フユシャク図鑑

※自サイト「相模国の自然スケッチ」の過去の表紙から
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# by issun_no_mushi | 2005-01-28 20:53 | 鱗翅目・蛾・冬尺

探索眼

冬の公園は鳥を多く見かけるが、虫はなかなか目につかない。
しかし、モズなどはしっかり虫を見つけてハヤニエにしている。
鳥の探索眼が羨ましい。

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■イチモジフユナミシャク♂
ナミシャク亜科のフユシャク。ソメイヨシノの幹に止っていた。
冬に発生するシャクガ科の蛾をフユシャクと総称し、3亜科約30種いる。
                         2005/01/10神奈川県

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■エサキモンキツノカメムシ
成虫で越冬中。
背中のハートマークが有名なカメムシだが、母虫が卵を守ることでも知られている。
無事な越冬を祈りたい。
                         2005/01/10神奈川県

→フユシャク図鑑

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# by issun_no_mushi | 2005-01-22 21:54 | 鱗翅目・蛾・冬尺

越冬ポイント

暖冬とは言え冬は冬。
座していては昆虫に会えないので、越冬ポイントを覗いて歩いた。
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■クサギカメムシ
毎冬、樹皮裏等で出会うお馴染。成虫で越冬するカメムシ。
同じ場所で、クヌギカメムシは卵越冬、ヨコヅナサシガメやヤニサシガメは幼虫越冬していた。
           2005/01/03神奈川県
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■トホシテントウ幼虫群
林道の杭の北側にトホシテントウ幼虫が群れていた。
食草のカラスウリが秋まで栄えていた場所だった。
           2005/01/02神奈川県

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# by issun_no_mushi | 2005-01-16 15:49 | 半翅目(蝉・亀虫)

賀正

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あけましておめでとうございます

ご来客の皆様の新年のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
今年もどうかよろしくお願い申し上げます。
                              2005年元旦
酉年にちなんで美ヶ原の孔雀蝶を。


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# by issun_no_mushi | 2005-01-08 16:20 | 鱗翅目・蝶

スキンシップ

2004年も長い様で短い1年だったが、色々な虫達に会うことができた。
異常気象や生態系の崩れが目につくことが増えた気がする昨今。
虫との一期一会を更に大事にしていきたい。

年末最後の表紙は、今年の虫達とのスキンシップを振り返りたい。
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1.シロコブゾウムシ
  2004/05 神奈川県
  ちょっと脅かすと死んだ真似をする愛嬌者。
  安全だと判るともぞもぞ動き始める。
  どことなくラクダを連想する。
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2.ウラナミアカシジミ
  2004/07 神奈川県
  ゼフィルス(ミドリシジミ属)の1種。この仲間は人気が高い。
  成虫に会える時期が6月前後に限られている上、高い樹にいることが多い。
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3.ゲンジボタル
  2004/06 神奈川県
  ヘイケはともかく、ゲンジに出会えるとは思わなかった。
  昼間に発見したので発光は見られなかったが、発光器から♂と確認した。
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4.ウスタビガ
  2004/10 山梨県
  霜が降りた寒い朝に路上で生まれて初めて出会った。
  繭(別名ヤマカマス)のカラにはよく会うが・・・
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5.カメノコテントウ
  2004/12 神奈川県
  撮影したのは初めて。一緒にいたナミテントウに比べてやはり大きい。
  クルミハムシの天敵。

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# by issun_no_mushi | 2004-12-31 15:19 | 鞘翅目(甲虫)

冬尺

暖冬だが、それでも冬は冬。
冬にしか会えない蛾を撮りに出かけ、2種類の♂に会えた。
これらは冬に発生するシャクガ科で、フユシャク(含フユナミシャク、フユエダシャク)と呼ばれる。
♂には羽があるが、♀は体温維持の為、羽が退化している。
                          2004/12/17神奈川県
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◆クロオビフユナミシャク♂
♂の数は結構多かったが、残念ながら♀には会えなかった。食樹はコナラ等。
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◆チャバネフユエダシャク♂
斑紋の異なる♂2個体に遭遇した。こちらも♀には出会えなかった。
食樹は多種で、ヤナギ科、ブナ科、ニレ科、バラ科、ツツジ科等。

→フユシャク図鑑

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# by issun_no_mushi | 2004-12-25 22:03 | 鱗翅目・蛾・冬尺

暖冬

今年の冬は暖冬とか。この日も暖かく、キチョウ、ムラサキシジミ、ツチイナゴ等が元気に活動していた。
意外だったのはオオスズメバチが飛び、スジグロシロチョウの幼虫が歩いていたことだ。
いくら暖冬とは言っても・・・
                                2004/12/11神奈川県

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◆カメノコテントウ
ナミテントウの群れに混じって、この辺りでは珍しいカメノコテントウがいた。やはり大きい。

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◆アゲハの蛹
住宅街の脇に残った畑の側壁でアゲハの蛹に出会った。
春には美しい蝶に会えるだろう。

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# by issun_no_mushi | 2004-12-18 22:08 | 鞘翅目(甲虫)

冬?

冬らしいシーンと、冬らしくないシーンに出会った。
2004/12/04神奈川県
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◆オオカマキリ♀
庭の竹箒に、毎年オオカマキリが産卵し、春に孵化している。
今年も1匹還ってきた。

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◆オンブバッタ幼体
なんと8mm程度のオンブバッタの幼体がいた。
普通は卵越冬するのだが、暖かい日に春と間違って孵化したのかもしれない。


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# by issun_no_mushi | 2004-12-11 22:44 | 網翅目(カマキリ)

晩秋の紫

ムラサキシジミは、紫の鱗粉が美しい小型の蝶。
幼虫の食樹はカシ類。成虫で越冬する。
          2004/11/27神奈川県
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◆ムラサキシジミ♂
陽だまりで日光浴をしていた。

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◆ムラサキシジミ♀
♀は、♂に比べ前翅の青い鱗粉の部分が少ない。

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# by issun_no_mushi | 2004-12-04 23:47 | 鱗翅目・蝶