11月下旬、ルーミスシジミに会いにプチ遠征した。
関東では千葉に生息し、年1化で成虫越冬する。
残念ながら高所から降りて来てくれず、撮影はできなかったが、飛ぶ姿は今年も確認できた。
同地はヤマビルの多いことでも有名だが、息が白いほど寒い当日もヤマビルはまだまだ元気で、私の長靴の中深くまで入ってきた。
ということでムラサキ3兄弟の末っ子は画像がないが、大きな方から2種を掲載する。
◆ムラサキシジミ♂(2008/11 神奈川)
主に関東甲信以南に分布する普通種。年数化し、成虫越冬する。
♂♀は青斑の形状で判別できる。
↑同日同地の♀
◆ムラサキツバメ♀(2008/11 千葉)
かつて九州・中国・四国地方の種だったが、最近は関東まで北上中。
もちろん神奈川にも生息する。
ムラサキシジミより大きく、尾状突起をもつ。年数化し、成虫越冬する。
♂♀は前翅表が全く異なるので判別は容易。
↑同地の別個体。
ルーミスシジミは撮影できるところに降りてきてくれなかったが、ムラサキツバメはサービス満点だった。
↑ムラサキツバメ♂(2005/11 神奈川)
↑ムラサキツバメ♀(同上)
↑ウラギンシジミ(2008/11 千葉)
越冬体制に入っている個体が複数見られた。
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