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一寸の虫にも五分の魂

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春のセセリ達

日本のセセリチョウには茶色で地味な種が多い。
その為か、実際は蝶であるにもかかわらず、蛾と誤認している方もいるらしい。
でも良く見れば、目はつぶらで、毛はふんわりとても可愛らしい蝶・・・
だと思うのは、セセリ・フェチの私だけだろうか。
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◆ミヤマチャバネセセリ(2009/4神奈川)
深山(ミヤマ)の名を持つが、ミヤマセセリとは異なり、あまり深山では見かけない。
むしろ河原付近でよく出会う。この日も複数個所で♂同士がバトルしていた。

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↑ミヤマセセリ♂

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◆ギンイチモンジセセリ(同上)
春型は、後翅の裏側に名前の由来になった白筋がはっきり現れる。
生息域にはバックに写る様な枯草も多いので、白筋はその擬態か。
枯草が目立たなくなる頃に現れる夏型は白筋が目立たない。

→ミヤマチャバネセセリ・ギンイチモンジセセリ2005
→ミヤマチャバネセセリ・ギンイチモンジセセリ2006
2005年、2006年の同一ポイント。この頃はまだ数が多かったが、昨年、河原に重機が入り、大幅に草地が削られて、セセリの数も減った。

→セセリチョウ図鑑

→ホームページ
by issun_no_mushi | 2009-04-28 22:47 | 鱗翅目・蝶