千葉遠征の副産物として歩く宝石の様な昆虫にも遭遇した。
彼らは保護色を選ばずに、逆に目立つ戦略で進化したらしい。
◆ハンミョウ(2009/10 千葉)
ハンミョウの種類は多いが、中でもナミハンミョウの美しさは格別だ。
林道などで会うと、人前を案内するかの様に少しずつ飛んで進むのでミチオシエの俗称を持つ。
↑巣から覗くハンミョウ幼虫(2009/9 長野)
巣穴の近くを通る虫を襲って喰う。
↑幼虫の巣穴。周囲に襲われた虫の残骸が残る。
幼虫は振動などに敏感で、人気を察して奥に隠れている。
↑ミヤマハンミョウ(2009/8 山梨)
大半の種のハンミョウはこの様に地味だ。
↑ミヤマハンミョウ(2009/9 長野)
捕食した際に反撃されたらしく、触角に噛み付いた蟻の頭が残っていた。
◆オオキンカメムシ(2009/10 千葉)
冬に千葉で集団越冬することが知られるキンカメムシの仲間。
大きさも飛び方もまるでカナブン並。
→ハンミョウ2006
→ハンミョウ2008
→ホームページ