真神ゆさんと炎天下の信州に遠征して、アリに依存するシジミチョウ達に会ってきた。
シジミチョウには幼虫の時期にアリに依存する種が意外と多い。
アリの巣で育ててもらう種や、アリの幼虫を喰う種もいて、強かな戦略だが、反面、環境変化の影響を受けやすい様だ。
◆ゴマシジミ(長野8月上旬)
若い幼虫はワレモコウを喰うが、その後アリに育てられる。
地味だが、徐々に数を減らし貴重種になりつつある。
↑ワレモコウとアキアカネ
↑ワレモコウにいたアリ
◆ムモンアカシジミ(同上)
幼虫はアリと共存し、ブナ科とアブラムシ等を喰う半肉食。
ゼフィルスの中では比較的遅い時期に出現する種。
→2006年ゴマシジミ
→2009年ムモンアカシジミ
→ホームページ