フユシャクと言えども厳冬期に現れる種類は減り、ウスバフユシャクなどInurois属の数種程度となる。
一方、初冬には複数種が同時に多発して、今季は3種ほど探索を諦めた。
初冬に出会えた種から未掲載のイチモジフユナミシャクを、遅ればせながら掲載する。
◆イチモジフユナミシャク♀(埼玉12月下旬)
色彩に個体差はあるが、新鮮な♀はエメラルド色の前翅を持つものが多い。樹皮の苔に擬態していると思われる。エメラルドフユナミシャクと呼びたいくらいだ。
↑稀に黒い個体も見られる。
↑翅色は褪せているが、周囲に産卵した卵はエメラルド色。
◆イチモジフユナミシャク♀♂比較(同上)
私のフィールドや
蛾LOVEさんのフィールドにも生息する種だが、
ATSさんのフィールドは同種の数が多いので今季もお邪魔させて頂いた。
↑交尾
→フユシャク図鑑
→ホームページ