クロウスタビガは毎秋、山梨県で観察してきたが、今年は
川北さんと埼玉産を確認してきた。
クロウスタビガは中秋の短い期間に姿を見せる
野蚕(ヤママユガ科)の大型蛾。
和名の通り、
ウスタビガを黒くした様な外見を持つ。他の野蚕と異なり柑橘系喰い。
関東甲信では高地に産する為、出会いが少ない。
◆クロウスタビガ♂(埼玉10月)
外見ではほとんど性差がないが、触角が異なる。
↑山梨産♂(10月)
◆クロウスタビガ♀(埼玉10月)
今回初めて♀に出会うことができた。
↑♀の眼状紋。鱗粉がなく、透けているのが判る。
→クロウスタビガ2010
→クロウスタビガ2009
→クロウスタビガ2008
→クロウスタビガ2007
→クロウスタビガ2006
→野蚕図鑑
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