越冬蝶に混じって、春羽化蝶等のスプリングエフェメラルが現われ春本番になってきた。
晴れた日には陽だまりや花場に虫の姿が見られる様になり、昼から夜まで忙しくなってきた。
◆コツバメ♂(3月 神奈川)
早春だけ現れる年1化のシジミチョウ。
セセリチョウ・フェチの視点ではシジミチョウ科の中で最も親しみを感じる蝶(笑)
北海道~九州まで分布。
幼虫はアセビ等のつぼみや花を喰う。晩春に蛹化し翌春まで長い蛹生活を送る。
♂は占有行動が顕著で、小さな体で大きな越冬蝶とも空中戦で渡り合う。
東京は絶滅扱いだが本当だろうか?
↑止まっている時には頑なに翅は開かない。日光浴も身体を傾けて側面で行う。
◆ビロウドツリアブ♂(3月 神奈川)
早春だけ現れる毛むくじゃらのアブ。
北海道~九州まで分布。
和名の由来の長い口吻がユーモラス。
地中のハナバチ類の幼虫に寄生するとか。
未見だが、よく似たシバカワツリアブというレア種もいるらしい。
お暇な方は探してみてはいかがでしょう(笑)
→ホームページ
・フユシャク図鑑
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ
●Twitter
●Facebook