北海道遠征の記録も今回で終わり。
鞘翅(甲虫)目にももちろん北海道固有種がいるが、今回は特に固有種は見なかった。
◆ハギツツハムシ(7月 北海道)
北海道から九州まで分布するらしいが、生まれて初めての出会いだった。
◆オバボタル(同上)
北海道から九州まで分布する超普通種。幼虫は陸生で、成虫は♂・♀同形。
Wikipediaに「前胸は丸っこい三角形で、中央に縦の黒い部分を残して両側に赤い斑紋がある。」と記載(2015/10/14現在)されている様に、前胸背は黒地に赤斑と思っていたが・・・
偶然、黒色部以外は透明な窓になっており、下の赤い部分が見えていることを知った。マドボタルの仲間の様な構造だ。
↑(参考)クロマドボタル(2010年 福島産) 前胸背に目の様な窓がある。
オバボタルの標本を作ったことがある方には、この「窓」は既知のことと思うが、自分は撮影だけのアプローチだった為にこれまで気がつかなかった(大汗)
観察も撮影も多角的に行う必要があると痛感した次第。
北海道で会った鞘翅目の面々を。
↑アカアシクワガタのペア
↑アオハナムグリ
↑スジコガネ
↑センチコガネ ヒグマの糞に集まっていた。
↑マメコガネ マメ科よりイタドリでの出会いがほとんどだった。
↑アオウスチャコガネ
↑ナナホシテントウ
↑ナミテントウ
↑シロトホシテントウ
↑オオニジュウヤホシテントウ 成虫・幼虫
↑カバイロコメツキ
↑シラホシカミキリ
↑ヤツボシハナカミキリ
↑アオバネサルハムシ
↑キバラヒメハムシ
↑アザミオオハムシ
↑ズグロアラメハムシ
↑ウリハムシモドキ
↑ヨモギハムシ
↑カメノコハムシ 成虫・幼虫
↑ヒゲナガマメゾウムシ
↑カツオゾウムシ
↑ヤナギシリジロゾウムシ
北海道には分布しないオジロアシナガゾウムシを思わせるルックス。
↑(参考)オジロアシナガゾウムシ(2015年 神奈川産)
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