一寸の虫にも五分の魂

issun.exblog.jp
ブログトップ

ショウリョウバッタモドキ

地元のフィールドで時々会うショウリョウバッタモドキ。
手元の資料によっては、「乾燥したところに はいない」等の記述を見かけるが・・・
河原の草地でも見るが、どちらかと言えば乾燥した草地で見ることが多い。

b0033112_2215518.jpg

b0033112_2231395.jpg

b0033112_2241746.jpg

◆ショウリョウバッタモドキ♂(下から8、9、10月 神奈川)
それぞれ別ポイント。ショウリョウバッタ♂より小さい。
本州から沖縄の草地に分布。背筋が直線的で、飛ぶ時は無音。
b0033112_2294097.jpg

b0033112_2210891.jpg

↑ ショウリョウバッタモドキ♀
♂より一回り大きく、♂ほど背筋の直線感がない。私見だが同じポイントの♂より色が薄い気がする。

b0033112_2211732.jpg

b0033112_22114420.jpg

◆ショウリョウバッタ♂(9、10月 神奈川)
茶色い個体もいる。
本州から沖縄の草地に分布。最近は北海道にも進出している模様。♂は飛ぶ時キチキチと音をたてるので、地域によってはキチキチバッタの渾名がある。
b0033112_2213993.jpg

b0033112_22133666.jpg

↑ ショウリョウバッタ♀
♂より二回り以上大きい。
両後脚先を持った時に、全身で上下する動作から、地域によってはコメツキバッタの渾名がある。
b0033112_22251291.jpg

b0033112_22253985.jpg

↑ショウリョウバッタ幼虫
バッタなどの直翅目は不完全変態(蛹にならない)の為、幼虫も成虫と相似型なスタイル。成虫か否かは大きさと翅の長さで見分けられる。
b0033112_22262372.jpg

↑菌(エントモファガ・グリリ)に侵されたショウリョウバッタ幼虫の死骸
成虫のケースはよく見かけるが、若齢幼虫では初めて見た。小さくて気が付かなかったからだろう。

同菌はホストが死ぬ前に高い所に登らせる。
胞子を出来るだけ遠くまで飛ばすことがその目的と言われている。

同菌のホスト例は圧倒的にショウリョウバッタ♀の成虫をよく見かける。場所によってはナキイナゴ、フキバッタ類のホスト例もよく見るが、不思議と同じポイントでも、トノサマバッタやツチイナゴ、オンブバッタ等のホスト例は見かけない。偶然だろうか? それとも何か理由があるのだろうか?

b0033112_22162936.jpg

b0033112_2216506.jpg

b0033112_22171740.jpg

↑オンブバッタ  茶色の個体もいる。
b0033112_2218436.jpg

↑オンブバッタ交尾  この姿が和名の由来と思われる  
b0033112_2219447.jpg

b0033112_2220340.jpg

↑オンブバッタ幼虫


→ホームページ
・フユシャク図鑑
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
by issun_no_mushi | 2015-10-28 22:20 | 直翅目(バッタ)