セセリチョウ科は日本に37種生息しており、 地味な色の種が多い。
「せせる(挵る)」とは繰り返しつつくという意味。
セセリチョウの名付親は生態を観察して命名したことがよく判る。
◆チャバネセセリ(9~10月 神奈川)
本州(東北南部)以南に分布。普通種ではあるがそう多くはない。
◆イチモンジセセリ(8~10月 神奈川)
秋に北上し北海道南部まで飛ぶ。あちこちで見られる超普通種。
昔は大群で移動したということだが、農薬の所為か、最近では大群は見られない。
その他、今夏秋に出会ったセセリチョウを。
↑ダイミョウセセリ成虫・幼虫(6~10月 神奈川)
幼虫はヤマノイモの葉を喰い、葉を重ねて巣を作る。
↑ギンイチモンジセセリ(6月 山梨、8月 神奈川)
神奈川平地では年3化(4,7,8月)だが、甲信高地では年1化の様だ。
↑ヒメキマダラセセリ(6月 山梨)
↑キマダラセセリ(9月 神奈川)
↑コキマダラセセリ(7月 北海道)
↑カラフトタカネキマダラセセリ(7月 北海道)
時期的にもう擦れていた。
↑コチャバネセセリ(7月 北海道)
↑オオチャバネセセリ(7月 北海道)
↑ミヤマチャバネセセリ(8月 神奈川)
神奈川の平地では年2化(5、8月)している。
↑キバネセセリ(7月 北海道)
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