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ハマヤマトシジミ・ヒメシルビアシジミ

未見種だったハマヤマトシジミに会いに沖縄県にお邪魔した。
ハマヤマトシジミは八重山諸島にも生息するが、出会いが確実な南大東島に赴いた。
この島ではなぜかコツブウマゴヤシ等を食草としている様だ。
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◆ハマヤマトシジミ(3月 南大東島)
沖縄県の一部に分布。絶滅危惧Ⅱ類。周年発生。
ヤマトシジミよりかなり小さく、♂の翅表の黒縁は太く、青色は濃い。
ヤマトシジミには見られない、前翅裏の前縁内側に「小さな黒点」が出易いのも特徴。
248種目の撮影蝶となった。
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↑♂の翅表
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↑♀の翅表
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↑コツブウマゴヤシの花に産卵する♀  すべて別個体
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↑この島で食餌としているコツブウマゴヤシ(マメ科)

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◆ヒメシルビアシジミ(3月 南大東島)
沖縄県の一部に分布。周年発生。
本土のシルビアシジミと同様に、ヤマトシジミ・ハマヤマトシジミとは後翅裏の黒点配置に微妙な差がある。
本種もコツブウマゴヤシ等を食餌とする為、この島ではハマヤマトシジミと混生していた。
両種は大きさも近く、翅表も似ているので、翅を開くと同定は困難だった。
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↑寒冷期の為か、翅裏の斑紋が判別し難く、翅裏でも同定が難しい個体が少なくなかった。
しかし多数の個体を見ていると、翅裏の地色が白灰系のハマヤマトシジミに比べ、ヒメシルビアシジミはいずれも翅裏の地色が薄茶系に見えた。

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↑ヤマトシジミ(3月 南大東島)
同島には普通のヤマトシジミもいて非常に紛らわしかったが、ハマヤマトシジミの方がずっと小さく、♂は翅表の青色が濃いので、慣れれば区別は容易だった。

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↑ヤマトシジミ♂(3月 沖縄本島)
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↑ヤマトシジミの食餌であるカタバミ(マメ科) (3月 沖縄本島)

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↑ウラナミシジミ(3月 南大東島)
関東では秋の蝶なので、最初出会った時は何が飛んでいるのか浮かばなかった(笑)
♂は翅表の青色が濃いが、ハマヤマトシジミはもちろんヤマトシジミより大きいので区別は容易。


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by issun_no_mushi | 2016-03-27 11:59 | 鱗翅目・蝶・八重山