11月初旬、
フユシャクの未見♀を狙って長野高地に遠征した。
フユシャクを観察して10年以上経つが、これまでなかなか会えなかったミヤマフユナミシャクの♀に初めて出会うことができた。その後、なんと交尾にも出会うことができた。
このポイントを昨年の内に単身で探し出し、今年の発生日を見事に言い当てた殊勲者は川北さんだった。
深く感謝するとともに、探索眼が多いことの有効性を改めて痛感した夜だった。

◆ミヤマフユナミシャク交尾(11月長野)
23時頃、ATSさんが、頭上5m位の枝で発見したペア。
本州の一部(関東、中部、東海)の山地のカラマツ林に産する。
フユシャクの中では早期の10月末~11月中頃に出現する。

◆ミヤマフユナミシャク♀(同上)
日の入り直後に川北さん(HN)が発見した単体♀。同種の♀は人生初の出会い。
交尾を狙う為、そのまま放置していたら、幹を登ったのか、残念ながらロストしてしまった。
♂も♀も、平地種である
サザナミフユナミシャクに似ている印象。

↑ミヤマフユナミシャク♂
あちこちで羽化した個体が見られた。
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