神奈川では会えない蝶に会いに昆虫写真家Oさんと遠征。
早朝の残り蛾を撮影した後、ほぼ例年通りの時期と場所でクロシジミとミヤマカラスシジミの生存を確認できた。
◆クロシジミ(7月 静岡)
全国的な
レッドデータ種。画像は♀。
↑翅表は黒色というより焦茶色っぽい
↑産卵シーンにも立ち会えた。クロオオアリが寄って来ている。
クロシジミの幼虫は甘い蜜を分泌する為、孵化した後にクロオオアリの巣に運ばれて蟻に給餌される。
また、クロシジミは幼虫から蛹の期間は蟻の臭いを出し、襲われずに蟻の巣に留まることができるが、
羽化した時は蟻の巣から慌てて逃げる必要がある。
◆ミヤマカラスシジミ(7月 山梨)
画像はテリトリを見張る迎撃体制の♂。全て別個体。
幼虫の食餌はクロウメモドキ科。
↑サンショウの花を吸蜜する♂
↑早朝、朝露に濡れている♀
↑♂が何頭も空中で巴戦をしている間、♀は日陰でマッタリしていた
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