「冬尺」は冬にしか成虫に会えないシャクガ科。
その代表とも言える「フユシャク亜科」の仲間は地味な外見が多く、見た目の差も少ない。
しかし、その微妙な差を見比べる事に趣がある。
これは蛾全般に言えることなのかもしれない。
■ウスバフユシャク♂(2006/12山梨県)
フユシャク亜科の代表格。♀は羽が退化している。
羽の濃淡は多様で黒点が目立たない個体もいる。
■クロテンフユシャク♂(2006/11山梨県)
フユシャク亜科。ウスバフユシャクに極めてよく似ている。
識別方法は黒点の外側で線が「く」の字に折れていること。
→フユシャク図鑑
「相模国の自然スケッチ」ホームページ
http://www.geocities.jp/issun_no_mushi/