先週に続いてフユシャク亜科を。
和名の風流さに惹かれ、比較的レアな「ユキムカエフユシャク」に出会うべく、12月上旬
に、摂氏2度の高地へ4回の遠征を試みた。
UMA探索の気分に浸れた。
■シロオビフユシャク♂(2006/11山梨県)
北海道から九州まで分布し、12~1月に平地から高地まで見られる。
♀は羽が退化している。
↑シロオビフユシャク♀ 2006/1神奈川県
■初遭遇のユキムカエフユシャク♂の死骸(2006/12山梨県)
シロオビフユシャクに近い種。初冬の高地にのみ出現。
前翅の外側白帯が前縁部で上種ほど曲がらない。
↑ユキムカエフユシャク♂(2006/12山梨県)
4回目の探索で遭遇し、悔しくもシロオビフユシャクと同定し表紙に掲載した個体。
後日、蛾LOVE氏より「翅脈もかなり黒いし、翅も薄く外横線も曲がりもユキムカエの範疇」
とコメントを頂きユキムカエに訂正した。
これで、ユキムカエの生体に会えたことになる。
→フユシャク図鑑
「相模国の自然スケッチ」ホームページ
http://www.geocities.jp/issun_no_mushi/