一寸の虫にも五分の魂

issun.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:鱗翅目・蛾・冬尺( 165 )

よいお年を

b0033112_20392836.jpg
旧年中は大変お世話になりました
よいお年をお迎え下さい


[PR]
by issun_no_mushi | 2017-12-30 20:45 | 鱗翅目・蛾・冬尺

カバシタムクゲエダシャク交尾

2017年で最も印象的だった出会いは、UMA的フユシャクのカバシタムクゲエダシャク。
既に学会に発表され、市販本にも掲載された様なので、リリースさせて頂く。
b0033112_21101226.jpg
b0033112_21104446.jpg
b0033112_21102023.jpg
◆カバシタムクゲエダシャク交尾(春・栃木)
♂は45年以上、♀は20年以上見つかっていなかった種。
昨年♂・♀共に確認され、改めてその存在が明確になった。
いつまでも命を繋いで行って欲しい。
b0033112_21182535.jpg
b0033112_21190834.jpg
b0033112_21192089.jpg
b0033112_21194565.jpg
b0033112_21200790.jpg
↑カバシタムクゲエダシャク♀
チャバネフユエダシャク♀の様な斑紋があるが、小さな翅もある。
b0033112_21202242.jpg
↑棲息地


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
by issun_no_mushi | 2017-12-24 21:28 | 鱗翅目・蛾・冬尺

フタマタフユエダシャク・ムクゲエダシャク

GWの高地の灯火観察では、今季最後のフユシャクの交尾が見られた。
b0033112_19584601.jpg
◆フタマタフユエダシャク交尾(4月山梨)
北海道、本州(東北、関東、中部)に分布。
本州中部では山地性。4月頃。広食性。
この晩は複数の♂と、1組のペアに出会えた。
b0033112_19591813.jpg
↑フタマタフユエダシャク♀
b0033112_20001422.jpg
↑フタマタフユエダシャク♂

b0033112_20083377.jpg
b0033112_20090384.jpg
b0033112_20093900.jpg
◆ムクゲエダシャク♂(同上)
北海道、本州(中部高地)に分布。
年1化。4月頃。広食性。
b0033112_20091646.jpg
↑本州ではレアなムクゲエダシャクが、この晩は約50頭も飛来して驚いた。(例年は4~5頭も来れば大漁)
 前週も灯火膜一杯に飛来したそうなので、今年は当り年だったのかもしれない。
b0033112_20381641.jpg
↑川北さん(HN)の灯火マシン「クラゲ」。深夜には気温が4℃まで下がった高地で大活躍。
b0033112_20323360.jpg
↑灯火に面した魅力的な自然林。
 落葉に隠れた湿地もあり、夜には足元からタゴガエル?の鳴き声が絶えなかった。

以下、同日であった蛾の面々を。
b0033112_20501537.jpg
↑アオヤマキリガ
b0033112_20511662.jpg
↑エゾモクメキリガ
b0033112_20514636.jpg
↑ホシオビキリガ
b0033112_20575276.jpg
↑ミヤマカバキリガ
b0033112_20583171.jpg
↑カギモンヤガ
b0033112_20593002.jpg
↑スギタニキリガ
b0033112_20594855.jpg
↑スモモキリガ
b0033112_21010760.jpg
↑マツキリガ
b0033112_21102865.jpg
↑ウスアオキリガ
b0033112_21022561.jpg
b0033112_21023223.jpg
↑ウスベニトガリバ
b0033112_21034818.jpg
↑タマヌキトガリバ
b0033112_21033127.jpg
b0033112_21033751.jpg
↑シーベルスシャチホコ
b0033112_21101985.jpg
↑トギレフユエダシャク♂(羽化不全)
b0033112_21053635.jpg
↑ヒロバトガリエダシャク
b0033112_21054041.jpg
↑ホソバトガリエダシャク
b0033112_21071710.jpg
↑クロモンキリバエダシャク
b0033112_21083316.jpg
↑シロテンエダシャク
b0033112_21084687.jpg
↑ヒゲマダラエダシャク
b0033112_21125863.jpg
↑ウスバシロエダシャク
b0033112_21125240.jpg
↑ウスバキエダシャク
b0033112_21175030.jpg
↑ウスベニスジナミシャク
b0033112_21134127.jpg
↑ナカシロスジナミシャク(これは昼間の出会い)


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
by issun_no_mushi | 2017-05-14 21:18 | 鱗翅目・蛾・冬尺

シモフリトゲエダシャク・ホソウスバフユシャク

早くも春分の日。
フユシャクもそろそろ終焉。
b0033112_21064952.jpg
b0033112_21065739.jpg
b0033112_21070044.jpg
◆シモフリトゲエダシャク♂(2月神奈川)
北海道~九州に分布。
12~4月頃出現。 広食性の普通種。
フユシャク中で最も大きな種。
b0033112_21083338.jpg
b0033112_21083771.jpg
◆ホソウスバフユシャク♂(3月埼玉)
北海道~九州に分布するフユシャク亜科。
2~4月頃出現。食餌はブナ科等。普通種。
本州のフユシャクでは最も小型の種。


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
by issun_no_mushi | 2017-03-22 21:09 | 鱗翅目・蛾・冬尺

トギレフユエダシャク

今年の3月は低温が続くとか。
春が遅くなるのなら、フユシャクに会える期間が延びると思いきや・・・
2月が温暖傾向だった為か、既に3月上旬までに主な種はピークを迎えたらしく、もう数が少なかった。
b0033112_21201048.jpg
b0033112_21202599.jpg
b0033112_21203033.jpg
◆トギレフユエダシャク♀(3月埼玉)
 エダシャク亜科のフユシャクの中では♀の翅が最も大きいが、飛べない。
b0033112_21204271.jpg
b0033112_21203856.jpg
◆トギレフユエダシャク♂(3月埼玉)
 北海道、本州、九州に分布。
 関東平地では3月頃に出現するが、高所では5月にも見られる。
 広食性。


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
by issun_no_mushi | 2017-03-12 21:23 | 鱗翅目・蛾・冬尺

スジモンフユシャク

いつの間にやら啓蟄。
今年の春は思ったより進み方が遅く、ほぼ平年並みの模様。
スジモンフユシャクも今年は出現はやや遅れ気味に感じた。
b0033112_22263008.jpg
b0033112_22273627.jpg
b0033112_22271321.jpg
b0033112_22280567.jpg
b0033112_22272200.jpg
◆スジモンフユシャク♂(2月神奈川)
 シャクガ科フユシャク亜科。
 本州・九州に分布。成虫は神奈川では2~3月発生。食餌はモミ。唯一のAlsophiloides属。
b0033112_22282758.jpg
↑羽化不全の♂も複数見かけた。婚活の健闘を祈る。
b0033112_22283982.jpg
b0033112_22290496.jpg
◆スジモンフユシャク♀(2月神奈川)
 この夜、♂は50頭ほど見かけたが、♀は1頭のみ。♀には翅が全く無い。
b0033112_22293230.jpg
↑カップル


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
by issun_no_mushi | 2017-03-08 22:40 | 鱗翅目・蛾・冬尺

ヒロバフユエダシャク・シロフフユエダシャク

厳冬期が終わり、エダシャク亜科のフユシャクが出現してきた。
早春型フユシャク類のカウントダウンが始まると春は近い。
b0033112_23222252.jpg
b0033112_23222917.jpg
◆ヒロバフユエダシャク♂(2月神奈川)
本州、九州に分布。2~3月頃に出現。食餌はカバノキ科、ブナ科、バラ科。
四国で確認されていない。不思議だ。
翅の色や斑紋にはあまり個体差は見かけないので、何頭か撮っていると飽きてくるw
b0033112_23231793.jpg
b0033112_23240064.jpg
◆シロフフユエダシャク♂(2月神奈川)
北海道~九州の平地に分布。1~2月頃。食餌はブナ科。翅は濃い個体から白っぽい個体まで様々。
画像の個体は羽化不全。
本種の場合、片方の前翅が完全に欠けているなど、極端な羽化不全をよく見る。
翅の付け根の構造が華奢なのだろうか。
b0033112_23370070.jpg
↑左翅が前後翅共に欠けた個体(過去画像)
 生きていたが飛べるわけもなく、バランスが取れない為、歩行もおぼつかなかった。


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ
●Twitter
●Facebook
[PR]
by issun_no_mushi | 2017-03-01 23:43 | 鱗翅目・蛾・冬尺

ウスバフユシャク

フユシャク 35種を構成する3亜科の内、フユシャク亜種は14種。
その内の9種を占める Inurois属はまさにフユシャク中のフユシャクと言える。
その中でも代表的な種と言えば、北海道から九州まで分布する超普通種のウスバフユシャク。
b0033112_22335904.jpg
b0033112_22363910.jpg
b0033112_22363613.jpg
b0033112_22363237.jpg
b0033112_22361248.jpg
◆ウスバフユシャク交尾(12月埼玉)
全て別なペア。♀が♂を引っ張って歩く。
フユシャク亜科の♀は翅が全く無く、太い胴体は卵でいっぱい。
b0033112_22343963.jpg
b0033112_22354765.jpg
b0033112_22354473.jpg
◆ウスバフユシャク♂(12月埼玉)
北海道~九州に分布。11~1月頃に発生。広食性。
羽の濃さは多様。前翅の点が薄い個体もいる。
b0033112_22373283.jpg
b0033112_22373521.jpg
↑♂だけに見えても・・・実は交尾中の可能性もある。
b0033112_22355130.jpg
↑羽化不全の個体も時々見かける。フユシャク亜科は翅が薄いので羽化が難しいのだろうか。
フユシャクの♀は翅が無いので、羽化不全で飛べない♂にも交尾のチャンスが無い訳ではないが、かなり難しいだろう。


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑
・カノコガ図鑑

・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑
・ツノトンボ図鑑

・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook

[PR]
by issun_no_mushi | 2017-02-08 22:58 | 鱗翅目・蛾・冬尺

クロバネフユシャク

フユシャクを構成する3亜科の内、フユシャク亜種のAlsophila属は日本に4種。
その内、本州に生息するのは、ユキムカエフユシャクシロオビフユシャクと本種。
b0033112_20453287.jpg
b0033112_20441518.jpg
b0033112_20433632.jpg
b0033112_20453889.jpg
◆クロバネフユシャク♂(12月埼玉)
全て別個体。
シロオビフユシャクに似ているが、翅色が黒く、前翅の前縁が反り気味。

本州(東北、関東、東海)の平地に分布する。
12下旬~2月頃に発生する。食餌はブナ科。

当初は横浜・東京など関東圏のみで確認されていたが、徐々に本州の広範囲の平地で見つかっている。
Alsophila属はどの種もなかなか交尾ペアに遭遇し難く、本種の交尾も1回しか出会ったことはない


→ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑
・カノコガ図鑑

・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑
・ツノトンボ図鑑

・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook
[PR]
by issun_no_mushi | 2017-02-01 21:13 | 鱗翅目・蛾・冬尺

シロオビフユシャク

フユシャクは、シャクガ科のエダシャク亜科、ナミシャク亜科、フユシャク亜科の3亜科から構成される。
冬の中期、厳寒期になると、フユシャクの中のフユシャクとも言える「フユシャク亜種」が出現する。

b0033112_21321689.jpg
◆シロオビフユシャク♂(12月埼玉)
エダシャク科 フユシャク亜科。北海道~九州に分布。11~1月頃に発生。
広食性の普通種だが、その割に、1ヶ所で何頭も見ることは少ない。
b0033112_21325179.jpg
◆シロオビフユシャク♂羽化不全(同上)
フユシャクを観察していると、時々♂の羽化不全を見かける。
偶然なのか、冬に羽化するフユシャクゆえのリスクがあるのか・・・

♀は翅が無いので、飛べない♂にも出会いのチャンスはあるが、これまで羽化不全♂のカップルは見たことがない。
飛べない♂が♀のフェロモンを感知しても、飛べる♂よりも早く♀のもとにたどり着くのは難しいだろう。

セミは、長い年月の幼虫時代を経て、数日間の成虫期間で交尾し、子孫を残そうとする。
フユシャクの一生は1年サイクルだが、短い成虫期間で交尾し、子孫をのこそうとする点はセミと同様だ。
セミの成虫と大きく異なるのは、フユシャクの成虫は口が退化しており食餌をとらない点だ。


●ホームページ
・フユシャク図鑑・フユシャクの探し方
・ヤママユガ(野蚕)図鑑
・イカリモンガ図鑑・カノコガ図鑑
・Biston属
・ミツボシキリガ
・ホタルガ亜科
・セセリチョウ図鑑
・ゼフィルス
・アゲハチョウ科
・高山蝶
・ヘビトンボ図鑑・ツノトンボ図鑑
・キンカメムシ図鑑
・カマキリモドキ
・シリアゲムシ
・スズメバチ
・変わり種クモ

●Twitter
●Facebook


[PR]
by issun_no_mushi | 2017-01-25 21:54 | 鱗翅目・蛾・冬尺