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一寸の虫にも五分の魂

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イチモジフユナミシャク

フユシャクといっても、冬の間いつでも会える訳ではない。
関東甲信越以北の山地では厳冬期には積雪もあって発生がみられない。
関東の平地では厳冬期にもフユシャクに会えるが、既に初冬種の発生時期は終わり、次冬まで会えない。

平地の厳冬期に会える種にイチモジフユナミシャクがいるが、♂・♀で見かける時期がズレているのが不思議だ。

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◆イチモジフユナミシャク♀(2009/1 埼玉)
♀は♂の姿を見かけなくなった頃からよく目に付く様だ。
翅の斑紋や体色など個体差が多い。
今回はATSさんのフィールドにお邪魔して撮影した。
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◆イチモジフユナミシャク♂(2008/12 神奈川)
神奈川の平地では12月に見られる地味な普通種。
12月下旬にピークを迎え、1月にはほとんど見ない。

→フユシャク図鑑

→ホームページ
by issun_no_mushi | 2009-01-28 23:21 | 鱗翅目・蛾・冬尺

キノカワガ

フユシャクは冬に羽化して短い成虫期間を終える。
一方で、秋に羽化し、そのまま成虫で越冬して春を迎える蛾の種類は意外と多い。
例えば成虫越冬する種類にはキノカワガやアケビコノハ等の擬態名人も含まれる。
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◆キノカワガ(2009/1 埼玉)
かつてはヤガ科だったが、今ではコブガ科に分類されている。
樹皮に擬態する蛾は多いが、この種類はその能力を和名として命名されるほどのルックスをもつ。
幼虫はカキ(柿)の葉を食い、本州以南に分布する。
前翅の色や斑紋は様々で個体差が大きい。
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↑背景が同色系なら擬態効果が高い。
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↑背景が同色ではないと簡単に見つかる。
2頭写っているが、この樹には4頭いた。
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↑柿の葉についたキノカワガの繭

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↑(参考)アケビコノハ
蛾の中では横綱級?の擬態名人。成虫越冬する。


→ホームページ
by issun_no_mushi | 2009-01-20 22:55 | 鱗翅目・蛾

平地性フユシャク

冬に成虫になるフユシャクも積雪には弱いらしく、山地性フユシャクの発生は晩秋・初冬と早春に集中し、厳冬期には姿が見られない。
一方、発生時期は山地性には遅れるものの、平地性フユシャクは冬を通して観察できる。
山地・平地のいずれも、発生する種は時期によって異なる。

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◆ウスバフユシャク交尾(2008/12 神奈川)
神奈川平地ではクロテンフユシャクと並ぶ普通種。
都市部の公園や桜並木等でも見かける。
左の翅が無い方が♀。
山地にも分布するが、平地より早く発生を終える。

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↑ウスバフユシャク♂(同上)

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◆クロバネフユシャク♂(同上)
平地にのみ分布する種。主に1~2月頃に見られる。

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↑クロバネフユシャク♂(同上)

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↑チャバネフユエダシャク♂(同上)
山地にも分布するが、平地より早く発生を終える。

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↑イチモジフユナミシャク♂(同上)
山地にも分布するが、平地より早く発生を終える。


→フユシャク図鑑

→ホームページ
by issun_no_mushi | 2009-01-13 22:34 | 鱗翅目・蛾・冬尺

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願い申し上げます

2008年迄に撮影した日本の蝶は189種になりました。
2009年は何種に会えるかな。

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◆タカネキマダラセセリ
2008年に出会えた中で特に印象深かった高山蝶

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◆ウシカメムシ
虫で牛の名を持つ種は少ない為、結局これの出番。

→ホームページ
by issun_no_mushi | 2009-01-01 00:39 | 鱗翅目・蝶・高山蝶