一寸の虫にも五分の魂

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昼蛾

 蝶と蛾は同じ鱗翅目の仲間であり、分類学上、蝶・蛾という分類は無い。
鱗翅目の内で、アゲハチョウ上科(セセリチョウ、シャクガモドキ以外の蝶はここに属する)、セセリチョウ上科(セセリチョウ科)、シャクガモドキ上科(日本には棲息しない)をいわゆる蝶と呼んでいる。
 蝶と蛾は、翅の畳み方、活動時間等で区別できそうだが、実際にはそれぞれ例外があるので区別できない。
・羽を畳んで止まると蝶? → イカリモンガやサラサエダシャク等、畳んで止まる蛾も少なくない。
・昼に活動するのが蝶?  → アゲハモドキやイカリモンガ等、昼に活動する蛾は多い。
唯一の判断点は、触角の先端端が棍棒状に膨らんでいるものを蝶、それ以外を蛾というそうだ。
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◆アゲハモドキ(2009/8 東京)
夜灯にも来るが昼活動する蛾。アゲハの様な尾状突起をもち、毒蝶のジャコウアゲハ♂に擬態しているという。

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↑ジャコウアゲハ♂(過去画像)

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◆イカリモンガ(2009/8 山梨)
昼間に活動し、翅を畳んで止まるが、これも蛾の仲間。
前翅裏の赤い碇(イカリ)状の斑紋が和名の由来。

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↑ベニイカリモンガ(八重山で過去に会った個体)

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↑シロモンクロノメイガ(2009年8月中・山梨)昼に活動していた。

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↑キンモンガ(2009年8月下・山梨)これも昼に活動する蛾。

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↑サラサエダシャク(2009年8月中・東京)活動は夜だが、翅を畳んで止まる蛾。


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by issun_no_mushi | 2009-08-26 22:05 | 鱗翅目・蛾

高速蝶

 ようやく梅雨が明けたかなと思ったら秋の気配。ツクツクボウシが鳴き、ヤママユ♀も飛び出した。
夏が短いのも温暖化の症状というが、今年の夏の短さは偶然なのか。

このところ地震や台風が、人間は小さな存在だと思い出させる様に発生している。
形式的なエコに走って本末転倒にならない様に、油断するなと自然が忠告してくれているのかもしれない。
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◆スミナガシ(2009/8 長野)
林の中を素早く飛ぶ蝶で、オオムラサキ同様に樹液吸いの為、なかなか日向で撮ることが困難だ。
だが、この日は大サービスでモデルになってくれた。
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◆アオスジアゲハ(2009/8 神奈川)
早く飛ぶ為の形状の翼が機能美を漂わせる蝶。暑い中、小さな工場の側の地面で吸水していた。


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by issun_no_mushi | 2009-08-19 21:46 | 鱗翅目・蝶

ゼフィルス・アンカー

今年は早めに夏休みをとった為もうおしまい(涙
夏休み最終企画ということで?信州のspaticaさんにご案内頂き、ashさんご夫妻VIEWさんらと共に、ゼフィルス一族のアンカーとも言えるムモンアカシジミに会いに行った。
天気もなんとかもち、信州の濃い自然を満喫できた一日だった。
spaticaさんに改めて感謝・感謝です。
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◆ムモンアカシジミ(2009/8 長野)
個人的には初めて出会ったゼフィルス。意外と大きい。
巴戦、交尾、擬似産卵など様々なシーンに出会えた。
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クロクサアリ フシボソクサアリ(spaticaさんご指摘感謝です)
ムモンアカシジミの育成に利用される蟻。

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◆オオヒカゲ交尾(同上)
同じポイントで大型の日陰系の蝶を複数頭見かけた。
非常に音に敏感な蝶で、撮影しようとするとヒョイと逃げる。
撮ってみると正体はオオヒカゲだった。ラッキーにも交尾にも出会えた。

現地では他にも様々な蝶に会えた。
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↑オオムラサキ
既に♀ばかりだった。

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↑スミナガシ
今年初撮影

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↑ルリタテハ

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↑ミヤマカラスシジミ

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↑ウラミスジシジミ
擦れ個体が残っていた。過敏な蝶でいつもなかなか撮らせてくれない。

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↑ダイミョウセセリ関東型
西日本からいらっしゃったashさんたちは初撮りだった模様。

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↑(参考)ダイミョウセセリ関西型
6月に山陽にお邪魔した際に撮った個体。後翅の模様が東西で顕著に異なる。

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↑ホソバセセリ

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↑スジグロチャバネセセリ


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by issun_no_mushi | 2009-08-12 21:28 | 鱗翅目・蝶

トリノフンダマシ

忘れていたがホームページを開設してから8年が経過していた。
長い様にも、短い様にも感じる。
拙サイトを覗きに来て頂いた自然を愛する方々、今後ともよろしくお願い致します。

今年もトリノフンダマシに会える時期が来た。
少し早かったのか小さな個体が多い。その代わり初めてシロオビトリノフンダマシの♂に会えた。
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◆トリノフンダマシ♀(2009/7 神奈川)
んっ?ススキの葉の上で一瞬、猫の顔を見かけた。
よく見れば、トリノフンダマシ♀。これも擬態かな?
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◆アカイロトリノフンダマシ♀(2009/7 山梨)
1~2年に1頭は見かけるトリノフンダマシの一種。
よく目立つが、テントウムシに擬態しているらしい。

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↑シロオビトリノフンダマシの♂(左)と♀(2009/7 神奈川)
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↑シロオビトリノフンダマシの♂(下)と♀のアップ

→変り種クモ

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by issun_no_mushi | 2009-08-06 01:25 | 蜘蛛綱(クモ、ダニ)