人気ブログランキング |

一寸の虫にも五分の魂

issun.exblog.jp
ブログトップ

<   2012年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧

シロトゲエダシャク

フユシャクシーズンもラストスパートに入った。
久々に埼玉のATSさんのフィールドにお邪魔し、平地フユシャクを観察した。
地理的には、埼玉は神奈川より北であるにもかかわらず、春先に発生する平地フユシャクの出現が神奈川より早いのが不思議だ。
b0033112_2293679.jpg

b0033112_221032.jpg

◆シロトゲエダシャク♂(3月 埼玉)
「フユ」が付かないエダシャク亜科のフユシャク。
20時頃、真神ゆさんが見つけた羽化直後の♂。
b0033112_22111294.jpg

b0033112_22113687.jpg

◆同上(同上)
4時間半後に確認した、翅展開後の同一個体。
他の♂に比べて若干小さい。婚活成功を祈る。
b0033112_2212221.jpg

↑別個体(同上)
b0033112_22131191.jpg

↑更に別個体(同上)
b0033112_22145498.jpg

↑別個体(3月 神奈川)
b0033112_22151060.jpg

↑またまた別個体(3月 神奈川)

b0033112_22165413.jpg

↑♀(過去画像)

<今季のフユシャク探索の中間まとめ>
フユシャクは全35種。その内、関東周辺で探し得るのは32種。
今冬再会したフユシャクは3/16時点で、27種(屍骸確認のみを含むと28種)となった。

●フユシャク亜科:全14種(九州特産2種を除くと全12種)中、10種(屍骸のみを含むと11種)確認。
シロオビフユシャクユキムカエフユシャククロバネフユシャクウスバフユシャクアカウスバフユシャククロテンフユシャクウスモンフユシャクホソウスバフユシャクフタスジフユシャク、(シュゼンジフユシャク屍骸のみ)、スジモンフユシャク
●ナミシャク亜科:全6種中、6種確認。
ナミスジフユナミシャクミヤマフユナミシャク、サザナミフユナミシャク(下記)、イチモジフユナミシャククロオビフユナミシャクヒメクロオビフユナミシャク
●エダシャク亜科:全15種(劇レア1種を除くと全14種)中、11種確認。
クロスジフユエダシャクヒロバフユエダシャクウスオビフユエダシャク、ナカジマフユエダシャクチャバネフユエダシャクオオチャバネフユエダシャクシロフフユエダシャクシモフリトゲエダシャクチャオビフユエダシャク、シロトゲエダシャク(上記)、トギレフユエダシャク

サザナミフユナミシャクを貼っていなかったので、ここに貼る。
b0033112_22412088.jpg

b0033112_2242096.jpg

↑サザナミフユナミシャク♂ それぞれ別個体(2011/12月 埼玉)

→ホームページ
by issun_no_mushi | 2012-03-28 22:17 | 鱗翅目・蛾・冬尺

チャオビフユエダシャク・ホソウスバフユシャク

例年に比べて気温が上がらず、週末毎の天候も良くない為、フユシャクの確認に手間取る。
前の表紙のスジモンフユシャクと、今回のチャオビフユエダシャクの確認だけで5回の出撃を要した。
自然が相手の探索では事前のリサーチと、忍耐と、何より運が不可欠だ(笑)
b0033112_22122414.jpg

b0033112_22125225.jpg

b0033112_22133064.jpg

◆チャオビフユエダシャク♂(3月 山梨)
東海以西に分布するエダシャク亜科のフユシャク。
なぜか飛び地的に山梨の一部にも棲息している。
b0033112_22115969.jpg

◆ホソウスバフユシャク♂(3月 山梨)
フユシャク亜科では最後に現れるアンカー的存在。
内横線が「3」の字状になるのが特徴。
b0033112_22102011.jpg

↑ペア(3月 埼玉)

→ホームページ
by issun_no_mushi | 2012-03-21 22:14 | 鱗翅目・蛾・冬尺

春の兆し

今年は啓蟄を過ぎても気温がなかなか上がらず、フユシャクも種類によっては出現が遅れている。
桜前線の北上も今年は遅めとのことだ。
しかし、フィールドを歩くと、少しずつではあるが、春の兆しが見られる様になってきた。

日本に早く明るい日々が訪れることを祈ります。

b0033112_21334325.jpg

b0033112_2134066.jpg

b0033112_21341588.jpg

◆クヌギカメムシ科の幼虫(3月 神奈川)
例年通りクヌギカメムシ科の幼虫が孵化していた。
おそらく同地でよく会うヘラクヌギカメムシと思う。
b0033112_21344916.jpg

b0033112_21352532.jpg

b0033112_21354384.jpg

◆カエルの卵(3月 神奈川)
ブドウ状の卵塊はヤマアカガエル、ウドン状の卵塊はアズマヒキガエル。まだ孵化していなかった。


→ホームページ
by issun_no_mushi | 2012-03-14 21:37 | 半翅目(蝉・亀虫)

スジモンフユシャク

フユシャクシーズンもあと2ヶ月あまり。
スジモンフユシャクは、フユシャク亜科では珍しく、針葉樹のモミを食樹とする。
羽化した数え切れない♂が、幹を這い登り灯を当てると一斉に飛び立つ様は圧巻だった。
b0033112_2025132.jpg

b0033112_20251188.jpg

b0033112_21531995.jpg

b0033112_2154091.jpg

b0033112_21552615.jpg

◆スジモンフユシャク♂(2月 神奈川)
シャクガ科フユシャク亜科Alsophiloides属唯一の種。
本州~九州に分布する。幼虫はモミ喰い。
シロオビフユシャクAlsophila japonensisに似た外見だが茶色系で小さい。神奈川では希少種扱い。

→ホームページ
by issun_no_mushi | 2012-03-08 20:29 | 鱗翅目・蛾・冬尺