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一寸の虫にも五分の魂

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カラフトルリシジミ・エゾナキウサギ

撮り残した蝶を求めて、再び北海道に赴いた。
西日本に上陸した台風11号が、矛先を北海道に向ける勢いだったが・・・
現地で合流したAshさん・TODさんDodo-boyさんのいつもの強運で台風も消え去り、今回も傘の出番はなかった(笑)
お蔭様で無事に目的を果たすことができました。皆様には感謝の言葉もありません。

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↑東ヌプカウシヌプリと登山口
東ヌプカウシヌプリは標高1252mの山。
ヌプカウシヌプリとはアイヌ言で「原野の上にいる山」とか。
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↑藪から林に入ると、登りが始まる。
この後、やや足場が悪い登りが続き、撮影の余裕はなかった。
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↑1時間程度で登り切ると尾根道からようやく見晴らしが広がる。
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↑山頂は狭いが、キアゲハ、コヒオドシ、ルリシジミ等々の吹上げられた蝶が舞っていた。
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↑山頂からやや下った場所にある狭いガレ場
エゾナキウサギとカラフトルリシジミはここで見られる。

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◆カラフトルリシジミ♂(7月 北海道)
北海道固有種かつ、国の天然記念物。もちろん採集禁止。
食餌はクロマメノキ・コケモモ・ガンコウラン等。
人生初の出会い。撮影246種目

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◆エゾナキウサギ(7月 北海道)
蝶ではないが、ついでに撮れた(笑)
棲息範囲が狭く、準絶滅危惧種。


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by issun_no_mushi | 2015-07-24 23:04 | 鱗翅目・蝶・北海道

ツマグロキチョウ・キタキチョウ

関東圏では、外来種であるモンシロチョウを除けば、キタキチョウはもっとも普通に見かける蝶かもしれない。
成虫で越冬する為、北海道を除く日本のほぼ全土に棲息している。
「きいろいのはちょうちょ」も納得だ(笑)

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◆ツマグロキチョウ(6月 静岡)
かつては普通種だったが、環境悪化で棲息域が限られてきている。

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◆キタキチョウ(6月 静岡)
従来はキチョウ1種だったが、ミナミキチョウとキタキチョウに分かれた。
前翅表縁の黒斑の形状がツマグロキチョウとの区別点。

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↑ミナミキチョウ(2010年 石垣島)

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↑タイワンキチョウ(2010年 西表島)


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by issun_no_mushi | 2015-07-14 21:32 | 鱗翅目・蝶

ナナフシモドキ・ホオズキカメムシ

昆虫の和名は興味深い。
色(例クロアゲハ)や、模様(例ナナホシテントウ)、人名(例シルビアシジミ)、食草(例イタドリハムシ)、地名(例エゾシロチョウ)、棲息環境(例タカネヒカゲ)、形状(コノハチョウ)、大きさ(例コガタルリハムシ)、季節(例アキナミシャク)など様々。

中には由来がよく判らないものもある。
和名登録時には、命名理由を具体的に記録すべきではないだろうか。

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◆ナナフシモドキ♀(6月 神奈川)
「節が多い小枝(=七節)に似ている(=擬き)」という命名。
モドキを略してナナフシと呼ぶこともあるが、「小枝」と呼んでいるに等しいことになる。

近種にエダナナフシという種類がいるが、よく考えれば「枝」+「小枝」という命名になっている(笑)

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↑ナナフシモドキのアップ
両方の前脚をそろえてまっすぐ伸ばせる様に、前脚基部は頭部を覆う様にえぐれている。
徹底した擬態進化に感心するばかり。

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◆ホオズキカメムシ(6月 神奈川)
「ホオ」とはカメムシの旧称とか。
「ホオズキ」という植物名はカメムシ(=ホオ)が好む(=スキ)からついた命名らしい。
となると、ホオズキカメムシという命名は重複文だ。

和名の由来についての書籍をいくつか紹介します。興味のある方はどうぞ。

「名前といわれ 昆虫図鑑」

「虫の呼び名事典 (散歩で見つける)」

「昆虫図鑑 (調べてみよう名前のひみつ)」


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by issun_no_mushi | 2015-07-08 23:22 | 半翅目(蝉・亀虫)

ゴマダラカミキリ・ラミーカミキリ

初夏になるとハムシ・テントウムシなどより大きな甲虫類も羽化してくる。
かつて普通種だったシロスジカミキリは見ることが稀になったが、ゴマダラカミキリは相変わらず普通に見かける。その差は何なのだろう。
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◆ゴマダラカミキリ(6月 神奈川)
背中をつかむとギイギイ鳴く。
樹木の害虫として嫌われているが・・・人間に比べれば可愛いもの。
太陽光発電施設の為に潰されていく林を見る度につくづくそう思う。

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◆ラミーカミキリ(6月 神奈川)
大陸からの移入種。本州を北上中。
今年はあまり数を見なかった。
そのルックスから、世間の渾名は「パンダ」「タモリ」等々(笑)

その他6月までに見たカミキリの面々
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↑ シナノクロフカミキリ(5月 神奈川)
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↑シラケトラカミキリ(5月 神奈川)
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↑ツマグロハナカミキリ(5月 神奈川)
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↑キクスイカミキリ(5月 神奈川)

カミキリモドキ科はカミキリに似ているがカミキリではない。
カミキリモドキは体内に毒成分(カンタジリン)を持つので、カミキリの方がカミキリモドキ科に擬態しているのかもしれない。
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↑カミキリモドキ(4月 神奈川)
腿の膨らんだ方(上)が♂、下が♀

ジョウカイボン科もカミキリに似ているがホタル上科。
カミキリモドキの様な毒は持たないが、ホタル科が毒を持つことから、ジョウカイボン科も不味いのかもしれない。とすれば、カミキリの方がジョウカイボン科に擬態している可能性も捨てきれない。
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↑ジョウカイボン(4月 神奈川)
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↑セボシジョウカイ(5月 神奈川)
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↑ウスイロクビボソジョウカイ(5月 神奈川)
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↑ヤトセスジジョウカイ(4月 神奈川)ルックスが異なるが同種


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by issun_no_mushi | 2015-07-01 23:06 | 鞘翅目(甲虫)